LINK-Jは、2018年9月14日、15日の1泊2日で『鶴岡サイエンスパーク視察ツアー』を開催しました。参加者は総勢32名で、羽田より庄内平野が広がる山形県鶴岡市へ向かいました。
慶應義塾大学生命科学研究所の目の前にある「百けん濠」にて冨田勝先生と合流し、先生をツアーコンダクターとし、センター棟内の見学を行いました。生命科学を中心とした自然科学系の資料が充実している図書館（致道ライブラリー）や、地域住民のための「からだ館がん情報ステーション」などを訪問いたしました。
バイオラボ棟へ移動し、冨田先生による"「脱・優等生」が創るニッポンの未来"と題する鶴岡での20年間の取り組み、およびベンチャー企業の躍進や、先生の熱い想いについてご解説いただきました。また、今年の5月に開設されたばかりの損保ジャパン日本興亜ビジネスラボ鶴岡の高木氏からもお話をうかがいました。
メタボローム解析装置が並ぶラボ施設を中心に、鶴岡市先端研究産業支援センターにあるヒューマン・メタボローム・テクノロジー社など、ベンチャー企業を訪問し、充実した時間を過ごしました。参加者は熱心に質問等をしながら見学し、環境も含めて、仕事のスタイルなども実際の様子を見学することができました。
一行は、9月19日にグランドオープン予定のYAMAGATA DESIGN社のSUIDEN TERRASSEに宿泊しました。著名な建築家である坂茂氏が設計した、同ホテルでは木造の宿泊施設です。同社も鶴岡発のベンチャーの一つであり、代表取締役の山中氏にもお会いしました。
ホテル内で開催した懇親会では、参加者や冨田先生をはじめ、鶴岡市役所の方や、鶴岡ベンチャー企業の方々などを含め、多様な方との交流で賑わいました。
今回、参加者からは、「鶴岡市を実際に見ることができ、大変良かった」「ツアーに参加して、様々な分野の人とネットワーキングができた」などのご意見をいただきました。
