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人と情報の交流掲示板

投稿日:2025.12.09 投稿者:株式会社アスカコーポレーション

製薬向けAI翻訳「AIKO SciLingual」 12月アップデートのご案内

製薬向けAI翻訳プラットフォーム「AIKO SciLingual」は12月20日(土)にアップデートを実施いたします。
また、20日(土)のアップデートに先駆けて、12月11日(木)にはSciLingualエンジンの翻訳精度改善、1回あたり翻訳文字数の上限の拡張を実施いたします。

アップデートに伴うダウンタイム

2025年12月20日(土) 10:00-13:00(JST)

アップデートの詳細は以下をご確認ください。

アップロード可能な最大ファイルサイズの引き上げ

アップロード可能な最大ファイルサイズが 45MB から 150MB に増加されます。
ファイルサイズが大きい場合、特に画像を大量に含む PowerPoint や、文字数の多い学術論文や契約書でも、ファイルを分割する必要がなくなります。

※文字数制限に変更はありません(SciLingualエンジンを除く)

Wordファイル翻訳時の書式スタイルの改善

これまでのAIKO SciLingualでは、原文のWordファイル上の書式を保持することができず、ハイパーリンク、ハイライト、太字・斜体などが正しく適用されていなかったり、消えてしまったりしていました。

今回のアップデートにより、下記のように一部の文字が色文字になっていた場合や、マーカーが引かれていた場合なども翻訳結果にしっかりと反映されるようになります。

このアップデートは、PDFファイルをアップロード時にダウンロード形式で Word を選択した場合にも適用されます。PDFファイルの翻訳においては、PDFファイル処理のセグメンテーション(文の区切り)も改善されます。これにより、不自然な箇所でセグメントが分割されてしまう問題が軽減されます。

ファイル翻訳のレイアウトについては、今後も継続的にブラッシュアップしてまいります。
今後は他のOfficeファイル形式にも対応を拡大していく予定です。

生成AIエンジンのカスタムプロンプト機能の改善

カスタムプロンプトの文字数制限が 500 文字から 2,000 文字に拡張され、右下の文字数カウンターでプロンプトの文字数を確認できるようになります。

 

12月11日(木)アップデートについて

AIKO SciLingualは12月11日(木)にもマイナーアップデートを実施し、搭載されているSciLingualエンジンの翻訳精度の改善と1回あたりの翻訳文字数制限の大幅な拡張を実施いたします。
本アップデートに伴うダウンタイムは発生いたしません。

詳細をご希望の方は是非お問い合わせください。

その他

細かなバグ修正など

AIKO SciLingualとは?

ライフサイエンス分野に特化したAI翻訳エンジンを搭載

「SciLingual」エンジンは臨床試験レジストリ、医薬品データベース、臨床医学文献、基礎医学文献の公開されているデータからASCAが独自に翻訳して作成した対訳データを学習データとして構築したライフサイエンス分野に特化の翻訳エンジンです。

固定料金でファイル翻訳を回数制限なく利用可能

合計で8つの形式のファイル翻訳を回数制限なしで利用可能。原稿ファイルと同一形式、レイアウトもある程度維持した状態翻訳ファイルを入手可能。
※PDFファイルの翻訳についてのみ、出力ファイル形式はWordかPowerPointから選択いただく形式となります。

AI翻訳「SciLingual」の活用事例

  • 治験実施計画書の翻訳を「AI翻訳×生成AI×翻訳者」によって7日間で納品
    ASCA独自開発のAI翻訳エンジン「SciLingual」に加え、生成AIによるオートチェック・オートエディットを活用することで、これまで1か月半ほどかかることも多かった治験実施計画書の和訳を、7日間前後で納品できる体制を実現。
    最終工程では、経験豊富な翻訳者がチェックし、細かなニュアンスや専門性の高い表現まで正確に修正します。
    下記の通り、従来の人手翻訳のプロセスと比較しても、高品質であるという評価をいただいています。

  • 会社のニーズに合わせたAI翻訳エンジンカスタマイズにより翻訳時間43%
    短縮中外製薬株式会社様と共同で治験実施計画書の和訳に特化したAI翻訳エンジンを構築。中外製薬様のデータを学習させることで、後編集の手間が大幅に削減された非常に高精度な翻訳を実現。併せて品質水準についても共同策定し、翻訳時間について43%短縮することに成功しました。
    一般社団法人 アジア太平洋機械翻訳協会より、第18回AAMT長尾賞を中外製薬株式会社様と共同受賞。薬事日報2023年9月27日号にも掲載。

  • 国内導入の新薬申請承認取得のためのAI活用
    アンジェス株式会社様が海外から導入し、国内の早期承認取得を目指した希少疾患の治療薬の申請関連文書の翻訳において、ASCA独自開発のAI翻訳「SciLingual」を活用し、コストを抑えて超短納期での納品を実現。日本国内における早期承認取得に際し、ASCAは翻訳サービスを通じて微力ながら貢献することができました。

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お問い合わせ先

株式会社アスカコーポレーション 営業部
asca_value@asca-co.com

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