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投稿日:2026.08.20 投稿者:コスモ・バイオ株式会社

Epigenome Technologies社との日本国内における独占販売代理店契約締結のお知らせ

コスモ・バイオ株式会社(以下、「当社」)は、Epigenome Technologies(本社:アメリカ、カリフォルニア州、以下「Epigenome社」)と、同社が提供するエピジェネティクス(※1)関連の製品およびサービスについて、日本国内における独占販売代理店契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

1.契約の目的
 がんや神経、免疫といった疾患の研究や、それらに対する創薬研究等の分野を中心に、シングルセル(単一細胞)におけるマルチオミクス解析(※2)の需要が近年高まりを見せています。中でも、細胞ごとの遺伝子の制御(エピゲノム※1)と遺伝子発現量を統合的に評価できる技術は、疾患メカニズムの解明やバイオマーカー探索、創薬標的の探索などにおいて有用であるとされています。
 Epigenome社の独自技術では、シングルセルでエピゲノム解析と遺伝子発現評価を同時に実施可能です。当社は同社の製品とサービスを国内の製薬企業、バイオテクノロジー企業、および大学等の研究機関へ幅広く提供することで、日本国内における生命科学研究の発展に貢献してまいります。

2.Epigenome社技術の特徴
Epigenome社は、主な技術である①Single-Cell CUT&Tag(scCUT&Tag)と②Paired-Tagにより、がん組織などに混在する多様な細胞集団や、細胞ごとに異なる薬剤応答を従来よりも詳細に解析するソリューションを提供します。

 ①Single-Cell CUT&Tag(scCUT&Tag)
従来のエピゲノム解析は、多数の細胞をまとめて測定するバルク解析が中心であり、細胞ごとの違いを捉えることが困難でした。CUT&Tagは、抗体を用いてヒストン(※3)修飾や転写因子の結合部位を高感度に検出する技術です。これをシングルセル解析に応用したscCUT&Tagでは、遺伝子の活性化や抑制に関連するエピゲノム状態を細胞ごとに解析することで、バルク解析では違いがマスクされてしまう細胞集団内の多様性を明らかにできます。

 ②Paired-Tag
Paired-Tagは、scCUT&TagとシングルセルRNA-seqを組み合わせ、ヒストン修飾などのエピゲノム情報と遺伝子発現情報を同一の細胞から同時に取得する、シングルセル・マルチオミクス解析技術です。従来は、エピゲノム解析と遺伝子発現解析を別の細胞で実施し、得られたデータを統合する必要がありましたが、Paired-Tagでは、同一細胞由来のエピゲノム情報と遺伝子発現情報を直接紐づけることができます。なお、Epigenome社は、Paired-Tagの独占的なライセンスを取得しております。

3.Epigenome社の概要

会社名Epigenome Technologies
代表者の役職・氏名Pei Lin, Co-Founder and CEO
所在地9853 Pacific Heights Blvd, Unit G+H, San Diego, CA 92121
設立年2020
ホームページhttps://epigenometech.com/index.html

4.契約の内容

(1)契約締結日:2026年8月13日
(2)販売開始時期:2026年9月
(3)契約概要:Epigenome社が提供する製品およびサービスの日本国内独占販売

5.業績見通しに与える影響

 本件が当社グループ全体の当期の業績に与える影響は軽微ですが、医学研究用ツールをこれまで以上に充実させることで、生命科学研究の進歩発展に貢献してまいります。

以  上

<<用語説明>>

※1 エピジェネティクス・エピゲノム
DNAの塩基配列の変化を伴わずに、DNAやヒストンへの後天的な修飾によって遺伝子発現が制御される現象や、その機能を研究する学問領域のこと。エピゲノムはそういった修飾が規定する遺伝情報を指す。

※2 マルチオミクス解析
ゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボロームなどの複数のオミクス(網羅的生体分子)データを統合し、生命現象や疾患のメカニズムを全体像として解明する最先端のアプローチ手法。

※3 ヒストン
核に存在するタンパク質で、ヒストンのアセチル化やメチル化、リン酸化などの様々な翻訳後修飾がエピジェネティックな遺伝子発現制御に関与することが知られている。

お問い合わせ先

コスモ・バイオ株式会社 IR担当

メールアドレス: ir-contact@cosmobio.co.jp 

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