株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)は、2026年11月1日(日)に製薬向け翻訳AIプラットフォーム「AIKO SciLingual」に、AIによる翻訳結果の自動編集機能「AIチェッカー」と、ファイルアップロードによってスタイルガイドを自動生成する「スタイルガイド」の新機能を搭載することをお知らせします。AIチェッカーは、翻訳結果を自動的にレビューし、誤訳や表現上の問題を検出・修正することで、翻訳品質の向上とレビュー工数の削減を実現する機能です。
訳文をチェックして誤訳を自動修正する「AIチェッカー」
80~90%の問題を検出し、適切な訳文に自動修正*1
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評価には、業界で広く使われるMQM(Multidimensional Quality Metrics)*2 を採用しており、文書の種別に合わせた評価ポイントの柔軟な調整を可能にします。画面上には修正の理由とあわせ、MQM分類に基づくエラーカテゴリーも参考として提示されます。
AIチェック機能はAIKO SciLingualで利用可能な全ての言語ペアに対応しています。
*1 検証では、日本語から英語の20件のテストデータを使用し、MQMに基づいて人手で特定した翻訳上のエラーに対する検出率を測定しました。検出率は、言語ペア、文書の内容、エラーの種類によって異なります。
*2 MQM(Multidimensional Quality Metrics)は、翻訳品質を多角的に評価するために広く用いられている翻訳評価フレームワークです。誤訳や訳抜け、文法、用語、スタイルなどのエラーを種類ごとに分類し、その重大度も含めて体系的に評価します。
医薬品開発における翻訳内製化のニーズに対応
近年、医薬品開発においては、治験関連文書、規制当局向け資料、医学論文、SOPなど、多種多様な文書の翻訳が日常的に発生しています。一方で、開発スピードの加速やコスト最適化の観点から、翻訳業務を外部委託だけに頼るのではなく、社内で迅速に対応する「翻訳内製化」への関心も高まっています。
しかし、翻訳内製化では専門用語の統一や品質確保、人手によるレビュー負荷が課題となります。特に生成AIを活用した翻訳では、内容としては正しくても、文体や表記ルール、薬事文書としての一貫性にばらつきが生じるケースがあります。
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製薬向け翻訳AIプラットフォーム「AIKO SciLingual」に新搭載されるAIチェッカーは、こうした課題を解決するために開発されました。翻訳後にAIが自動で訳文を確認し、誤訳の可能性や不自然な表現などを自動でチェック・編集することで、担当者のレビュー負担を軽減します。これにより、製薬企業やCRO、研究機関は、専門性を維持しながら翻訳業務の内製化を推進でき、より迅速な情報共有や文書作成を実現できます。
スタイルガイドとの連携でより高品質な翻訳へ
今回のアップデートでは、生成AIモデル利用時に翻訳スタイルや表記ルールを設定できる「スタイルガイド」機能も実装されました。スタイルガイドは、翻訳対象の文書や利用目的に応じてAIが自動生成することが可能で、「誰に向けた文書か」「どのような文体で翻訳するか」「守るべき表記ルール」などを設定できます。
AIチェッカーはこのスタイルガイドと連携し、設定内容に基づいた自動編集を実施します。これにより、医薬品開発において重要となる用語統一や文書品質の標準化を支援し、組織全体で一貫性のある翻訳品質の維持に貢献します。
ASCAは今後もAIKO SciLingualを通じて、ライフサイエンス分野に特化した高品質な翻訳環境の提供を推進し、製薬企業のグローバル開発および研究開発活動の効率化を支援してまいります。
お問い合わせ先
株式会社アスカコーポレーション 営業部
aiko.scilingual@asca-co.com


