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投稿日:2023年09月28日投稿者:特定非営利活動法人日本医療政策機構

緊急提⾔「少⼦化時代における我が国の産科医療体制のあり⽅について」

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日本医療政策機構は、緊急提言「少⼦化時代における我が国の産科医療体制のあり⽅について」を公表しました。

少子化が喫緊の課題となる中、政府は異次元の少子化対策を掲げ、その中には出産育児一時金の増額や将来的な出産費用の保険適応化に向けた議論が進められています。

他方で、出産数の減少や物価高等により産科医療機関を取り巻く経営環境は過酷なものとなっています。このような背景を踏まえて、当機構では、少子化時代に安心して妊娠出産が行える環境を維持するために何が必要なのか緊急提言を公表しました。

【提言】
  1. 国は我が国の産科医療体制の将来像について明確にそのビジョンを示す
  2. 出産費用の保険適応を行う際にはその点数設定を適切なものとする。さらには、診療報酬改定の際には出産費用にかかわる自然増部分が適切に反映されるようなものとする
  3. 周産期領域に関連する診療行為への適正な加算とその見直しを行う
  4. 妊産婦の自己負担が生じない仕組みを自治体等との連携のもと制度設計を行う
  5. 産科医療機関の集約化も視野に無痛分娩のあり方について検討しその体制を構築する

詳細はこちら

日本医療政策機構とは

日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)は、2004年に設立された非営利、独立、超党派の民間の医療政策シンクタンク。市民主体の医療政策を実現すべく、中立的なシンクタンクとして、幅広いステークホルダーを結集し、社会に政策の選択肢を提供している。特定の政党、団体の立場にとらわれず、独立性を堅持し、フェアで健やかな社会を実現するために、将来を見据えた幅広い観点から、新しいアイデアや価値観を提供している。日本国内はもとより、世界に向けても有効な医療政策の選択肢を提示し、地球規模の健康・医療課題を解決すべく、活動している。当機構の活動は国際的にも評価されており、米国ペンシルベニア大学のローダー・インスティテュート発表の「世界のシンクタンクランキング報告書」における「国内医療政策」部門で世界2位、「国際保健政策」部門で世界3位に選出されている(2021年1月時点(最新データ)。
参考資料

お問い合わせ先

特定非営利活動法人 日本医療政策機構 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3階 Global Business Hub Tokyo TEL:03-4243-7156 FAX:03-4243-7378
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