PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明)は12月、「創薬研究における生産性向上」を公開しました。
創薬研究は、新しい医薬品を開発するための複雑な過程であり、製薬企業は毎年多額の投資を行っています。しかし、新薬の研究開発は不確実性が高く、成功率の低下とコストの増加が問題となっています。このような状況の中で、製薬企業は創薬研究の生産性をどのように再定義し、生産性を高めるにはどのようなアプローチをとるべきなのかを俯瞰的に考察しました。
本レポートは前後編で構成されています。前編のテーマは「今、問い直す『生産性』の意味」です。製薬業界における創薬研究の生産性を、リソースの使用を最大化し、プロセスに必要な時間とコストを最小限に抑えながら、病気を効果的に治療する新薬を特定および開発する能力として定義し、「価値」「品質」ならびに「オペレーションコスト」の3つの要素が生産性にどのように影響を及ぼすかを分析しています。
後編のテーマは「パイプライン分析と重要業績評価指標(KPI)の最適化による包括的なアプローチ」です。創薬研究の生産性を向上させるための具体的な手法として、パイプラインの可視化・分析、根本原因の特定、それらに基づく施策の実行までを網羅しています。また、組織重要業績評価指標(KPI)の最適化を通じて、長期的な視点から創薬研究の生産性向上に貢献する方法についても考察しています。
かつてないほど複雑に入り組む課題に適切に対応し続けるには、外部の視点を入れながら中長期を見据えた一貫した経営判断が欠かせません。PwCコンサルティングでは2024年以降もテーマを変えながら今回のようなレポートを発表する予定です。これらを通じ、日本企業が直面する諸課題を解決するヒントと、日本企業の成長の原動力とを結びつける手がかりを探り続けます。
本レポートは前編、後編ともWeb上でお読みいただくことができます。詳細は以下のリンクからご覧ください。
創薬研究における生産性向上 前編⸺今、問い直す『生産性』の意味
https://www.pwc.com/jp/ja/
創薬研究における生産性向上 後編⸺
https://www.pwc.com/jp/ja/
以上
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