ライフサイエンス分野で世界をリードする日本と英国。
特に、細胞・遺伝子治療分野において、両国は世界最先端の技術を誇ります。
英国では、イノベーション促進機関であるCell & Gene Therapy Catapultが、技術の実用化やスケールアップをサポートしています。
また、2025年4月からの大阪・関西万博を目前にした大阪では、2024年6月に未来医療の産業化拠点・Nakanoshima Qrossがオープンするなど、ますます注目が集まっています。
両国のビジネス連携を促進し、より多くの日本企業様に英国のエコシステムをご活用頂くため、第3回目となる日英ヘルスケア・シンポジウムを開催いたします。
どうぞ奮ってご参加くださいませ。
※どなたでもお申込みいただけます。
※使用言語:英語
※同時通訳あり
※英語字幕利用可能(オン/オフは自由に選択できます)
※字幕は市販されているアプリを使用しており、LINK-Jおよびは誤訳、訳文の欠落など、字幕に関する一切の責任は負えませんので、ご了解願います
日時: 2025年2月25日(火)16:00-19:00(18:00~19:00 懇親会(会場参加者のみ))
ライフサイエンスハブウエスト
オンライン
(外部サイトが開きます)
申込締切
締め切り:2月19日(水)18:00※定員になり次第、締切させていただきます。
※どなたでもお申込みいただけます。 ※使用言語:英語 ※同時通訳あり ※英語字幕利用可能(オン/オフは自由に選択できます) ※字幕は市販されているアプリを使用しており、LINK-Jおよび英国大使館・英国総領事館は誤訳、訳文の欠落など、字幕に関する一切の責任は負えませんので、ご了解願います
プログラム
時間 | 内容 |
16:00-16:10 | 開会挨拶 英国総領事 マイケル・ブライス バイオコミュニティ関西副委員長兼 統括コーディネーター 坂田 恒昭博士 |
16:10-16:20 | 澤 芳樹博士 未来医療推進機構 理事長(ビデオ講演) |
16:20-16:35 | 谷村 忠幸博士 クオリプス株式会社 副社長 |
16:35-16:55 | Dr Lee Dunham, Director of Business Development, Cell & Gene Therapy Catapult |
16:55-17:05 | Dr William Lindsay, Life Sciences Sector Specialist, Department for Business and Trade(オンライン参加) |
17:05-17:20 | Dr Jonathan Haigh, Head of UK Site at FUJIFILM Diosynth Biotechnologies (オンライン参加) |
17:20-17:30 | 休憩 |
17:30-17:50 | Q&A/パネル・ディスカッション |
17:50-17:55 | 閉会挨拶 LINK-J(一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ ジャパン)事業部長 林 幾雄博士 |
17:55-19:00 | 懇親会 |
登壇者
![]() | 澤 芳樹博士 大阪大学大学院医学系研究科 特任教授/大阪大学 名誉教授 大阪けいさつ病院 院長 未来医療推進機構 理事長 1980年大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部第一外科勤務、ドイツMax-Planck研究所への留学、大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座心臓血管・呼吸器外科(第1外科)主任教授などを経て、2015年、大阪大学大学院医学系研究科 研究科長・医学部長就任。2021年より社会医療法人 大阪国際メディカル&サイエンスセンター(OMI) 大阪けいさつ病院病院長。 心臓血管外科領域にて日本のトップランナーとして取り組み、心不全外科治療の新たな治療領域として、心筋再生医療を世界で初めて実用化しハートシートを保険収載させるとともに、iPS細胞による心筋再生治療のFirst in Humanに成功。 紫綬褒章、文部科学大臣科学技術賞、厚生労働大臣賞はじめ、複数の賞を受賞。 |
![]() | 谷村 忠幸博士 クオリプス株式会社 取締役副社長 国内外で10年以上にわたり医療政策立案・制度構築に携わる。厚生労働省では、新型コロナ医療体制、医療保険、臓器移植、テロ対応、国際協力など、世界保健機関本部では、アジア・アフリカ・中東諸国のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ推進、世界結核戦略策定等に従事。 2021年より、産官学の推進による医療の発展を目指してプライベートセクターにフィールドを移す。ロシュダイアグノスティクス株式会社臨床開発・学術・薬事・品質・マーケットアクセス・政府渉外担当本部長を経て、2024年より現職。 国保旭中央病院で医師初期研修修了。ロンドン政治経済学院・ロンドン熱帯医学大学校医療政策・医療財政修士。大阪大学大学院医学博士。 |
![]() | Dr William Lindsay Department for Business and Trade Sector Specialist, Life Sciences (Emerging Technologies) オックスフォード大学とサンディエゴのSalk Instituteで分子生物学者として教育を受けた後、Thermo Corporationにて分子生物学部門の新製品担当ディレクターに昇進。 2004年、大学技術移転に関わるポジションに移り、University College London Businessでビジネス管理職を務め、技術のライセンシング及びスピンアウト設立を担当。 2015年、University College LondonからのスピンアウトであるIntract Pharmaを共同設立し、CEOとして、同社を大規模な技術開発およびライセンス・ビジネスに成長させた。 2022年、英国ビジネス・通商省のライフサイエンス部門スペシャリストになるとともに、2016年に共同設立した医薬品3Dプリント企業Fabrx Limitedでパートタイムの役員に就任。スピンアウトの設立、ライセンシングから企業の合併・買収まで、多くの種類のビジネス取引に携わり、英国のライフサイエンス企業やアカデミアに豊富なネットワークを有する。 |
![]() | Dr Jonathan Haigh Head of UK Site at FUJIFILM Diosynth Biotechnologies Jonathan Haigh氏のバイオ医薬品業界での活躍は約 20 年に及ぶ。ライフサイエンス・テクノロジー・ベンダーとエンドユーザーセクター双方での経験を持ち、さらに、米国と英国の2ヵ国で役職に就任。ケンブリッジ大学で抗体精製の博士号を、ダラム大学ビジネススクールで MBA を取得。また、バイオ医薬品のイノベーション、プロセス開発、GMP運用、合併および買収を含む、数多くのグローバルな技術、管理、リーダーシップの役割を果たす。 Jonathanは、過去 12 年間、FUJIFILM Diosynth Biotechnologies にて、さらに責任ある役割を果たしている。以前はプロセス開発担当副社長を務め、哺乳類、微生物、アドバンスド・セラピーのモダリティにわたる 350 人以上のプロセス・サイエンティストとエンジニアのチームをリード。現在は、英国拠点の責任者として 3 つの英国拠点の事業の全ての側面を統括するとともに、プロセス開発のグローバル責任者として Fujifilm Diosynth Biotechnologies を代表してプロセス開発事業を監督するという2つの役割を担う。また、バイオプロセス分野に関連する多数の特許と出版物を保有。 |
![]() | Dr Lee Dunham Director of Business Development, Cell & Gene Therapy Catapult Cell and Gene Therapy Catapultの事業開発ディレクターとして、次世代の新しい細胞・遺伝子治療の企業との連携をリードし、患者様の人生を変えるような治療法や技術を世界に届ける支援を行っている。 マンチェスター大学で分子生物学及びシステム生物学の博士号を取得し、ポスドク研究に従事した後、ライフサイエンスの商業部門で勤務。革新的な研究の特定、治療法の実用化支援、Cell and Gene Therapy Catapultが提供する世界トップクラスのサポートへのアクセスにフォーカス。 |
モデレーター
![]() | 坂田 恒昭博士 大阪大学共創機構 特任教授 及び バイオコミュニティ関西 副委員長兼統括コーディネーター 1977 年に大阪大学理学部生物学科を卒業し、1979 年に同大学院理学研究科生理学 専攻を修了。医学博士。1979 年に塩野義製薬株式会社研究所に入社し、2014 年か ら 2021 年まで同社でシニアフェローとして活動。 米国カリフォルニア大学ロスア ンゼルス校(UCLA)の外科学・泌尿器学教室 客員研究員、大阪大学サイバーメ ディアセンター、そして徳島大学研究支援・産学官連携推進部で客員教授などを歴 任。多岐にわたる役職を務め、2014 年には大阪府薬事関係功労者知事表彰を受賞 したほか、JST-CRDS 研究開発戦略センター、国立研究開発法人産業技術総合研 究所、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)などで特任フェローや顧 問として活動し、地域のバイオ産業振興にも尽力している。 |
参加費
無料
主催
英国大使館・英国総領事館
共催
バイオコミュニティ関西(BiocK)、関西医薬品協会、LINK-J
協力
NPO法人 近畿バイオインダストリー振興会議、公益財団法人 都市活力研究所
お問い合わせ先
英国大使館・英国総領事館: lsinvestinuk.jp@fcdo.gov.uk