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令和4年度 第6回メドテックマッチング 「若手医療者による革新的診断機器開発への挑戦:血液検査、循環器領域への応用」

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令和4年度 第6回メドテックマッチング 「若手医療者による革新的診断機器開発への挑戦:血液検査、循環器領域への応用」

わが国の健康・医療戦略では、基礎からのシーズを臨床研究及び治験を経て、革新的な医療機器として、より早く医療現場に届けるための事業・イノベーションの創出を推進することが掲げられています。
一方、医療機器として上市に至るには、優れたシーズであるだけではなく、製品化ニーズ、臨床ニーズとの合致に加え、基礎研究フェーズの段階から、後の製品化を見据えると共に医療機器として必要となるさまざまな要件を理解した上で医療機器開発を進めることが重要です。

AMED「官民による若手研究者発掘支援事業(社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト)」(以下、本事業)は、基礎的な開発フェーズの課題を提案可能な大学等の研究者を対象として、開発サポート機関(Tokyo Biodesign)による教育プログラムやメンタリングなどの支援のもと、多角的な観点を踏まえた医療機器の研究開発を推進します。

本事業の一環として、若手研究者と企業等の交流・連携機会の創出を目的としたマッチングイベントを実施します。第6回は、本事業に採択された2名の先生より、「若手医療者による革新的診断機器開発への挑戦:血液検査、循環器領域への応用」をテーマとしてご講演頂きます。

Tokyo Biodesignについて
2015年より、米国スタンフォード大学発の医療機器イノベーション開発人材育成を目的とした「バイオデザイン」プログラムを、東京大学を拠点に展開。本事業においては、開発サポート機関として、若手研究者による医療機器開発を支援している。

申込を締め切りました。(12/19)

日時2022年12月20日(火)17:00-18:30

会場
オンライン開催(ZOOM利用)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

プログラム

時間 内容
17:00~17:10 イントロダクション
17:10~17:40 東京大学 竹原 宏明 氏
17:40~18:10 東京大学 富井 直輝 氏
18:10~18:30 全体を通しての質疑応答・アンケート

登壇者略歴

takehara.png東京大学 講師 竹原 宏明 氏
研究開発課題名:体内血中分子・薬剤濃度等の経時的モニタリングを可能とするインプランタブル型医療機器に関する研究開発

プロフィール:2008年東京大学工学部マテリアル工学科卒業。2010年東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻修士課程修了。2013年東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻博士課程修了。Massachusetts General Hospital-Harvard-MIT Health Sciences and Technology研修プログラム修了(2011年)。東京女子医科大学博士研究員、奈良先端科学技術大学院大学特任助教を経て、2016年東京大学大学院工学系研究科助教。2021年より東京大学大学院工学系研究科講師。川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター客員研究員(2016年~)、JST創発研究者(2022年~)兼任。材料工学をベースに体内で安全に機能する体内デバイス技術の研究に取り組んでおり、2021年度よりAMED官民による若手研究者発掘支援事業のもと、体内分子計測のためのインプラント型デバイスの研究開発を実施している。

tomii.png東京大学 助教 富井 直輝 氏
研究開発課題名:非発作性心房細動のアブレーション治療のための膜電位映像化技術の開発

プロフィール:東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科・修士課程を修了後、オムロン株式会社で4年間、交通インフラ向け画像センサのアルゴリズム開発に従事。その後東京大学大学院工学系研究科の博士課程を修了し(日本学術振興会特別研究員DC1)、東京大学医学系研究科・疾患生命工学センターの助教を経て、現在は、同大学院工学系研究科・助教。
学生の頃から心臓不整脈の制御に向けた研究テーマに取り組む。高速度カメラを用いた心臓興奮現象の蛍光計測を用いて、不整脈現象を詳細に分析するなかで、異常基質の新たな定量化指標となる「位相分散構造」を提唱。さらにこの解析を診断技術に応用すべく、深層学習をはじめとする画像処理技術を駆使し、カテーテル信号から高精細な膜電位動画を映像化する技術を開発。心臓以外にも光学計測や超音波計測の分野で、数理最適化手法を応用したあらたな生体計測・診断技術の研究開発に取り組んでいる。


shibuzawa.pngモデレーター
東京大学医学部附属病院トランスレーショナルリサーチセンター
Biodesign部門 特任助教 澁澤 喜人 氏

対象者

産学連携による医療機器開発に関心のある企業所属の方、医療機器開発におけるシーズを広く模索されている企業の方

参加費

無料 zoomのURLは応募者のみセミナー2日前を目安にお送り致します。

主催

主催:東京大学ジャパンバイオデザイン(Tokyo Biodesign)
協賛:国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)官民による若手研究者発掘支援事業
協力:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

お問い合わせ先

東京大学医学部附属病院 バイオデザイン部門 office2@biodesign.tokyo

日時2022年12月20日(火)17:00-18:30

会場
オンライン開催(ZOOM利用)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

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