日本神経学会は、アカデミア(日本神経学会員)、産業界(製薬企業、バイオテク企業、ベンチャー企業等)、行政関係者(省庁、AMED、JST等)を対象として、神経疾患に対する創薬トランスレーショナルリサーチの教育プログラムとしての産官学創薬スクールを、2018年から毎年開催しております。
本スクールでは、創薬の実例紹介に加え、オープンイノベーション、知的財産、利益相反、医療系ベンチャーなどの基礎知識の教育講演、グローバル創薬の方向性についての特別講演、神経疾患に対する創薬に向けた産官学連携のあり方をテーマとしたパネルディスカッション、またアカデミア発のシーズと企業のニーズをマッチングする「AMEDぷらっと」のデモンストレーションの場としてのワークショップ(創薬塾)を実施するとともに、参加者全員の自己紹介や名刺交換会、懇親会にて、参加者同士の交流を促進する取り組みも行ってまいりました。
第5回となる今回の産官学創薬スクールは、アカデミア発創薬トランスレーショナルリサーチの実例紹介や、医学研究と知財権に係る教育講演に加え、昨年に引き続き日本神経学会員の持参するシーズ候補(学術研究の成果)をシーズとして育成する取り組みを実施し、さらにトピックス講演として製薬企業4社からオープンイノベーションの取り組みをご紹介いただき、産学連携による創薬推進を模索いたします。
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2022年度産官学創薬スクール フライヤー.pdf日時:2023年2月8日(水)16:00~19:00
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プログラム
16:00~16:05
Opening Remarks(横田 隆徳 教授)
【教育講演】
16:05~16:30
アカデミア発の創薬トランスレーショナルリサーチの実例
(東京大学 医科学研究所 先端医療研究センター 先端がん治療分野 教授 藤堂 具紀 先生)
16:30~16:50
医学研究と知財権
(札幌医科大学 医学部 先端医療知財学 教授 石埜 正穂 先生)
【シーズ育成プレゼンテーション】
16:55~17:50
日本神経学会員の持参するシーズ候補(学術研究の成果)をシーズとして育成する取り組みをご紹介いたします。
【トピックス講演】
17:55~18:55
オープンイノベーションの取り組み紹介
(第一三共株式会社、住友ファーマ株式会社、EAファーマ株式会社、旭化成ファーマ株式会社)
18:55~19:00
Closing Remarks(勝野 雅央 教授)
参加費
無料
主催
主催:日本神経学会
後援:ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)ほか