わが国の健康・医療戦略では、基礎シーズを臨床研究及び治験を経て、革新的な医療機器としてより早く医療現場に届けるための事業・イノベーション創出を推進することが掲げられています。一方、医療機器として上市に至るには、優れたシーズであるだけでなく、製品化ニーズ、臨床ニーズとの合致に加え、基礎研究フェーズの段階から、後の製品化を見据えながら医療機器として必要なさまざまな要件を理解した上で医療機器開発を進めることが重要です。
AMED「若手研究者によるスタートアップ課題解決支援事業」（以下、本事業）では、医療機器スタートアップの創業を目指す研究者を対象として、SU 創成支援機関（Tokyo Biodesign）による教育プログラムやメンタリングなどの支援のもと、多角的な観点を踏まえた医療機器スタートアップの創成を推進します。
本事業の一環として、医療機器スタートアップ創業を目指す若手研究者のCxO候補マッチングイベントを開催いたします。
■ご登壇される研究者の詳細
【広島大学 助教 水野 優氏】
「糖尿病網膜症や緑内障など失明につながる 眼疾病を迅速かつ簡便に診断する汎用遠隔型眼底診断AI （SaMD）のスタートアップ」
【浜松医科大学 教授 長島 優氏】
「パーキンソン病患者のすくみ足症状を改善する実時間 サイバーフィジカルシステム型ウェアラブル装置の開発」
【東京大学 特任助教 柿花 隆昭氏】
「インプラント感染に対する 電気殺菌を用いた低侵襲治療法の開発」
■登壇される先生の求める人材について
＜水野先生が求める人材＞
・特に光学領域での共同研究、共同経営人材
＜長島先生が求める人材＞
・このプロジェクトをサポートしてくださる方(研究者、プログラマー)
・共同経営人材
＜柿花先生が求める人材＞
・一緒に製品開発を行っていただけるエンジニアの方(ハード、ソフト)
・プロトタイプを作成いただける企業の方（ワイヤー電極、電気制御装置、ドレナージ装置）
対象者
医療機器スタートアップにCxOとしての参画に興味のある方。
主催
協賛：国立研究開発法人 日本医療研究開発機構（AMED） 若手研究者によるスタートアップ課題解決支援事業
協力：一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
