PMDAが進める令和6年度治験エコシステム導入推進事業の一環として「治験費用の算定方法の合理化」が掲げられています。この取り組みでは、FMV(Fair Market Value)に基づくベンチマーク型コスト算定を活用して、医療機関と治験依頼者の双方が治験費用の透明性を高め、納得感を得られることが期待されています。
従来の日本独自のポイント表に基づく費用算定は、医療機関ごとの設定の違いから費用にばらつきが生じやすく、透明性に欠けるといった意見が聞かれることがありました。一方、グローバルではFMVに基づく費用算定が主流であり、国内でもグローバル企業だけでなく内資系の製薬会社もその導入を検討する潮流が見受けられます。しかしながら、FMVの導入は医療機関にとって新たなチャレンジでもあります。
本セミナーでは、主に医療機関の視点から、FMV導入の懸念点を整理し、解決策を紹介します。すでにFMVの考え取り入れている「日本医科大学」および「SmarTrial株式会社」をお招きし、FMV導入における課題をどのように解決したのか、運用を支えているシステムの活用方法を紹介していただくと共に、メディデータよりFMVの根拠となるコストデータがどのように収集・展開されているのかを紹介いたします。

日時: 2025年4月14日(月)16:00-17:00※17:00-17:30 Zoomでのチャットセッション(任意参加)
オンライン※翌日からオンデマンド視聴可能
(外部サイトが開きます)
※ウェビナー中は随時ご質問を受け付けます。チャットで回答または最後にQ&Aセッションも行う予定です。
※ウェビナー終了後30分程度、講演者とのチャッティングセッション(Talk to Speaker)の時間を設けておりますのでこちらもお時間がよろしければぜひご参加ください。
※競合他社様のご参加はお断りいたします。また個人名のみでのご登録についてもお断りさせていただいております。
登壇者
島世 宏明
日本医科大学
2010年から慶應義塾大学で治験事務局、IRB事務局の業務を行い、2021年より日本医科大学で法人四病院の治験支援を行っている。
長谷部 靖明
代表取締役医師
SmarTrial株式会社
.jpg)
臨床医、マッキンゼーを経た後、ノバルティス東京及びスイス本社にてグローバル開発戦略の立案に携わる。2018年にSmarTrial社を設立して以降、治験環境整備に尽力。
藤野 耕太郎
ソリューションコンサルティング部 ソリューションコンサルタント
メディデータ・ソリューションズ株式会社
.jpg)
外資系CROのCRA(臨床開発モニター)としてモニタリング業務に従事。2022年メディデータ・ソリューションズ株式会社に入社し、ソリューションコンサルタントとしてメディデータ製品の紹介・デモンストレーションを行いながら、臨床試験における課題解決に向けた最適な製品(ソリューション)を提案している。
対象者
臨床試験費用算定に関わる医療機関、依頼者、CROのみなさま
参加費
無料(事前登録制)
定員
400名 先着順
主催
共催:SmarTrial株式会社、メディデータ・ソリューションズ株式会社
お問い合わせ先
<<セミナーに関するお問い合わせ>>
メディデータ・ソリューションズ株式会社 マーケティング部
Medidata.Japan-Marketing@3ds.com