医工連携の始め方
全国で医工連携の成果が多くあがっている。しかし医療現場からは医工連携を始めるにあたり何から始めればよいか知りたいとの要望が多くある。今回、3つの特許を権利化、うち2つの医療機器を上市した経験を得た。1つ目のカフ圧維持装置/カフスキャッツでは、医療機器開発の流れを知らないために、多くの失敗を重ね、不十分な結果で上市してしまった。その失敗を踏まえ、直近の開発品『電子駆血帯:月兎』では、実際に医療機器開発企業に開発責任者として入職し、効率良く研究開発をおこない、自身が医療現場で使いたい(重要)と思える医療機器を開発できた。
この経験を共有し、効率よく研究開発を始め、結果として患者や医療従事者に有益な医療機器が生れることの一助となれば幸いである。
日時: 2025年9月25日(木)17:30~18:30(17:10開場)
広島大学 霞キャンパス 凌雲棟 R403(広島市南区霞1丁目2-3)対面&Zoomによるハイブリッド開催
(外部サイトが開きます)
申込締切
登壇者
高野 順先生
医療機器開発支援企業 イノベ屋 代表
参加費
無料
定員
現地50名、オンラインは人数制限なし
主催
主催:広島大学 学術・社会連携室 オープンイノベーション本部 産学連携部 バイオデザイン部門
共催:広島大学トランスレーショナルリサーチセンター・広島県
協力:ひろしま医療関連産業研究会
事業名:「令和6年度 優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業」
お問い合わせ先
広島大学 学術・社会連携室 オープンイノベーション本部 産学連携部 バイオデザイン部門
TEL: 082-257-1992
biodesign@office.hiroshima-u.ac.jp