近年、製薬企業では創薬の複雑化に伴い、マルチモダリティへの対応が急務となっています。低分子化合物、抗体、細胞、核酸など、異なるモダリティを横断的に扱う研究が加速する中、再現性とスループットを両立するオートメーションに加え、膨大な研究データの蓄積、管理、解析の重要性が高まっています。
本セミナーでは、ベックマン・コールターによる複雑なサンプルおよびデータ処理、SCIEXのEchoMSシステムによる革新的な定性および定量的なハイスループットスクリーニング、Genedataによる統合的なデータ管理・解析プラットフォームの活用事例をご紹介します。
申込締切
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プログラム
1. 自動分注装置を中心としたインテグレーションシステムにおけるアッセイデータとデータ管理
自動分注ワークステーション Biomek i-Series およびEcho シリーズは、さまざまな周辺装置をインテグレーションすることができ、大規模なシステムを構築することでアッセイワークフローを効率的に自動化することができます。しかし、システムが複雑になるほど「データインテグリティーの確保」も重要になります。システムが標準で持つデータ管理機能や外部システムとの連携が可能な入出力機能についての活用法をご紹介します。
2. Echo® MS+ システムによるLC 不要のハイスループット質量分析技術の応用例
Echo® MS+ システムはAcoustic Ejection (AE) による迅速で堅牢なサンプリングを提供します。SCIEX のMS システムとの組み合わせにより、低分子化合物から抗体などの高分子化合物まで、定性的および定量的なハイスループットスクリーニングに新たなワークフローを提供します。
本セミナーでは、Echo® MS+ システムの原理と特徴、アプリケーション事例についてご紹介します。
3. 多様なモダリティに対応した統合データ管理の実現 - Genedata プラットフォームによる自動化と活用事例
近年、バイオ医薬品の研究開発においては、抗体、RNA、細胞治療など多様なモダリティへの対応が求められています。本セミナーでは、Genedata のデータ管理プラットフォームを活用し、これら多様なモダリティにおける研究データの登録・管理・特性解析をどのように効率化できるかをご紹介します。
Genedata のシステムは、構造化されたデータベースにより、研究データを一元的かつ柔軟に蓄積・管理することが可能です。また、各種解析機器との連携や自動化ワークフローへの対応により、研究の再現性とスループットを大幅に向上させることができます。本発表では、実際の運用例を交えながら、Genedata プラットフォームがどのようにして多様な研究ニーズに応え、R&D の加速と品質向上に貢献しているかを解説します。
登壇者
- ベックマン・コールター株式会社 ライフサイエンス オートメーション&ジェノミクス事業本部 樫森 啓真
- 株式会社エービー・サイエックス アプリケーションサポート部 プロフェッショナルスペシャリスト 唐澤 薫
- Genedata AG Scientific Business Consultant 久野 瑞枝 博士(薬学)
参加費
無料
主催
- ベックマン・コールター株式会社
- 株式会社エービー・サイエックス
- ジーンデータ株式会社
お問い合わせ先
- ジーンデータ株式会社 japan@genedata.com