セッション1:AIを活用したCAR-T製造プロセスの最適化(AiCella社)
CAR-T細胞製造は他の治療法とは異なる複雑性を有しており、患者の30~60%が治療に反応せず、また製造の30~40%が十分な細胞を得られないといった課題が存在します。
AiCella社は、AI/MLプラットフォーム「Insights™」を活用し、製造プロセスが細胞性能および治療効果に与える影響を解析しています。
27種類の機械学習/ディープラーニングアルゴリズムを用いたモデル構築により、製造パラメータと患者応答との関連を明らかにし、CAR-T治療の品質向上と予測可能性の高い製造を実現します。
セッション2:自動化による再生医療製造の産業化(Mytos社)
再生医療は大きな可能性を秘めていますが、現状では手作業中心の非効率な製造プロセスが課題です。
Mytos社は、精密な環境制御・液体ハンドリング・モニタリング機能を備えた自動化プラットフォームを開発。標準的な接着細胞培養形式と互換性があり、既存プロセスから自動化への移行を容易にします。
GMP環境に適合したクローズドでトレーサブルな運用を可能にし、幹細胞の増殖や分化を一貫して実施。再生医療製造のスケール化・再現性向上・コスト削減を同時に実現します。
この「iDEM技術」は、先進治療をよりスケーラブルで信頼性が高く、世界中でアクセス可能なものにするための重要な一歩です。
登壇者
Dr. Geoffrey Stephens(Founder & CEO, AiCella)
Dr. Xian Weng Jiang(Director of Product Solutions, Mytos)
参加費
無料
定員
200名(先着順、定員になり次第締め切らせていただきます。)
主催
【主 催】ACROBiosystems
お問い合わせ先
mkt.apac@acrobiosystems.com