特別会員開催イベント

ハイコンテントスクリーニング ユーザーフォーラム ~研究者が語るHCS活用最前線~

モレキュラーデバイスではこのたび、「ハイコンテントスクリーニング ユーザーフォーラム ~研究者が語るHCS活用最前線~」を開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。

本イベントでは、ハイコンテントスクリーニングシステムを研究に活用されている研究者の方々にご登壇いただき、日々の研究にどのように役立てていらっしゃるかについて、実践的な知見をご紹介いただきます。また、講演後には演者および参加者の皆様と直接ご交流いただける意見交換の場を設けております。

本機会が、ハイコンテントスクリーニングの利活用に関する議論の一助となり、皆様の今後の研究にお役立ていただけましたら幸いに存じます。

講演①ウイルス感染に伴う細胞内凝集体形成の理解とHigh-Content Screening による大規模時系列解析
演者:田鍬 修平 先生(Ph.D.)大阪大学 感染症総合教育研究拠点 ウイルス制御学 特任准教授

講演要旨:ウイルス感染細胞では、ウイルス因子および宿主因子が再編成され、特徴的な細胞内凝集体が形成される。これらはウイルス複製や宿主応答制御に関与すると考えられるが、その多様性や細胞間不均一性を定量的に理解することは容易ではない。本講演では、約70 種のウイルスおよび約50 種のシャペロン/コシャペロンを対象としたHigh-content imaging 解析を紹介する。ライブセル時系列解析およびAI 画像解析を組み合わせ、感染状態や薬剤応答を定量化する新たな解析基盤構築の可能性について、preliminary data を交えて議論する。

講演②画像解析技術を用いた脳神経疾患の病態解析と治療薬研究
演者:今村 恵子 先生(Ph.D.)京都大学 iPS 細胞研究所・特定拠点准教授

講演要旨:オルガノイド技術の進歩により、患者の様々な特性を再現する患者由来オルガノイド(PDO)の構築が可能になっています。PDOを活用して治療薬への反応性を予測するなど、プレシジョンメディシンへの貢献が期待されていますが、ここで必要となる多様で複雑なデータを有効利用することは容易ではありません。本講演では、膵がんPDOを使ったプロジェクトを例に、データソリューションGenedata Profilerがデータ課題をどのように解決しプレシジョンメディシンをサポートできるか紹介します。

講演③ハイコンテントイメージングシステムで切り開く抗ウイルス創薬開発研究
演者:大橋 啓史 先生(Ph.D.)国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所 治療薬開発研究部・研究員

講演要旨:2000 年以降、ウイルス感染症のアウトブレイクが頻発している。特に2019 年から続く新型コロナウイルス感染症のパンデミックは世界的な社会的・経済的危機を引き起こしたことから、アウトブレイク早期制圧のために抗ウイルス創薬開発の迅速化が求められている。演者はハイコンテントイメージングシステムを応用し、新型コロナウイルス、エムポックスウイルス、エンテロウイルスなどで様々な化合物の抗ウイルス活性を迅速評価可能な系を構築するとともに、得られた化合物の作用機序解析、in vivo 活性評価を経て一部の成果は臨床試験へ至った。本講演ではハイコンテントイメージングシステムの活用によって可能になった迅速スクリーニングの事例を元に抗ウイルス創薬開発研究ついて最新の結果を交えて紹介する。

日時 2026年6月11日(木)13:00-16:00

会場

日本橋ライフサイエンスハブ(講演:LSH-A 会議室/意見交換会・デモ:LSH-B 会議室)

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プログラム

13:00 ~ 13:10
主催者挨拶
小田 昌宏 モレキュラーデバイスジャパン株式会社 代表取締役社長

13:10 ~ 13:50
講演①
演題: ウイルス感染に伴う細胞内凝集体形成の理解とHigh-Content Screening による大規模時系列解析
演者: 田鍬 修平 先生 大阪大学 感染症総合教育研究拠点ウイルス制御学グループ・特任准教授

13:50 ~ 14:30
講演②
演題: 画像解析技術を用いた脳神経疾患の病態解析と治療薬研究
演者: 今村 恵子 先生 京都大学 iPS 細胞研究所・特定拠点准教授

14:30 ~ 14:45 休憩

14:45 ~ 15:25
講演③
演題: ハイコンテントイメージングシステムで切り開く抗ウイルス創薬開発研究
演者: 大橋 啓史 先生 国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所 治療薬開発研究部・研究員

15:25 ~ 15:55
企業セッション
最新ハイコンテントスクリーニング(HCS)システムおよび解析ソリューションのご紹介
宇田川 紘司 モレキュラーデバイスジャパン株式会社 アプリケーションソリューションズ部

16:00 ~ 18:00
意見交換会・デモセッション
軽食をご用意しております。最新HCS システムのデモ展示と併せて、スピーカー・参加者間の交流をお楽しみください。

登壇者

田鍬 修平 先生(Ph.D.)
大阪大学 感染症総合教育研究拠点 ウイルス制御学 特任准教授
2008 年に大阪大学医学系研究科にて医学博士号を取得。2010 年よりスタンフォード大学にて博士研究員、後にスタッフサイエンティストとしてウイルス–宿主相互作用およびプロテオスタシス研究に従事。2021 年より大阪大学感染症総合教育研究拠点に着任し、現在に至る。

今村 恵子 先生(Ph.D.)
京都大学 iPS 細胞研究所・特定拠点准
2001 年鳥取大学医学部医学科卒業。2007 年鳥取大学大学院医学研究科博士課程修了。2011 年から京都大学iPS 細胞研究所でiPS 細胞を用いた神経変性疾患研究に従事。

大橋 啓史 先生(Ph.D.)
国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所 治療薬開発研究部・研究員
東京理科大学大学院 理工学研究科 応用生物科学専攻博士課程を修了。日本学術振興会特別研究員(DC2、PD)、東京理科大学大学院博士研究員を経て、現在は国立感染症研究所 治療薬開発研究部にて研究に従事している。これまで、C 型肝炎ウイルスの感染性粒子構築機構の解析をはじめ、新型コロナウイルス、エムポックスウイルス、エンテロウイルスを対象とした増殖機構解析および抗ウイルス創薬開発研究に取り組んでいる。

対象者

ハイコンテントスクリーニングに関心のある研究者の方

参加費

無料

定員

50名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。

主催

モレキュラーデバイスジャパン株式会社

お問い合わせ先

モレキュラーデバイスジャパン株式会社
Phone: 0120-993-656 
Web: www.moleculardevices.co.jp  
Email: info.japan@moldev.com 

日時 2026年6月11日(木)13:00-16:00

会場

日本橋ライフサイエンスハブ(講演:LSH-A 会議室/意見交換会・デモ:LSH-B 会議室)

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