日本のバイオバンクの歴史は、約20年前から始まり、2024年の現在、多様な特徴を持つバイオバンクが多数存在しています。バイオバンクが何故、存在するのか、それは一言でいえば、将来、試料・情報が利活用できるように備えるためです。
では、それなりに歴史を重ねた日本のバイオバンクの試料・情報は、どのように利活用され、医療などの発展に貢献してきたのでしょうか?
研究・開発に時間がかかることや守秘義務などから、必ずしも利活用の実態はすぐには全てが詳らかにできないこともあり、具体的には多く語られて来ませんでした。
そのバイオバンクの利活用について、多様な事例を語る会を開催します。それぞれのバイオバンクの特徴と、それを利活用した特徴的な事例を語り合い、更なる可能性を考えます。
【参加登録締切】令和6年7月31日(水)事前登録にご協力をお願いします。
プログラム
総合司会 長神 風二(東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授)
16:30~ はじめに
16:40~18:10 講演
以下の6つのバイオバンクについて、バイオバンク運営側 及び 利活用側それぞれからご発表いただきます。
東京大学医科学研究所バイオバンク・ジャパン
国立がん研究センターバイオバンク
神戸大学医学部附属病院バイオリソースセンター
東北精神疾患ブレインバンク
京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンター
佐賀大学医学部附属病院メディカルバイオバンクセンター
現時点でご登壇予定者は以下の通りです(敬称略)。
国立がん研究センターバイオバンク 副バイオバンク長 白石 航也
神戸大学医学部附属病院バイオリソースセンター 副センター長/特命教授 中村 恵宣
東北大学災害科学国際研究所 准教授 國井 泰人
東京慈恵会医科大学解剖学講座 助教 吉永 怜史
京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンター 特任病院教授 田澤 裕光
佐賀大学医学部附属病院メディカルバイオバンクセンター センター長 末岡 榮三朗
18:10~ 総合質疑・討論
18:40~ まとめと閉会(19:00終了)
参加費
無料
定員
280名(現地)、500名(オンライン)
主催
【主催】東北大学東北メディカル・メガバンク機構
(AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム 「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク・ネットワーク構築とバイオバンク利活用促進に関する研究開発」による)
【協賛】国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)