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「三井のラボ&オフィス」三井リンクラボ  パラアーティストのアート作品の展示・購入サービスを導入

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入居するライフサイエンス研究者の感性の刺激やリフレッシュとなるとともにアーティストの経済的自立支援に貢献

三井不動産株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:植田 俊、以下「三井不動産」)は、「三井のラボ&オフィス」 三井リンクラボ新木場1(所在地:東京都江東区)、三井リンクラボ新木場2(所在地:東京都江東区)、三井リンクラボ柏の葉1(所在地:千葉県柏市)の共用スペースにて、パラアーティスト(障がいをもったアーティスト)のアート作品を展示し、ご入居の研究者の皆様がご鑑賞・ご購入いただけるサービスを導入いたします。

本サービスは、東京・奈良・福岡の3NPOが共同で運営するエイブルアート・カンパニー(本部事務局:一般財団法人たんぽぽの家、所在地:奈良県奈良市)および一般社団法人FUKU・WARAI(所在地:東京都江東区)の協力のもと実施いたします。

三井不動産は、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(所在地:東京都中央区日本橋室町、理事長:岡野栄之、以下LINK-J)と共に「場の整備」「コミュニティの構築」「資金の提供」の3つの軸を通してライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を支援しています。2020年より、ライフサイエンス領域の様々なイノベーションプレイヤーが集積し、オープンイノベーションが加速する「場」として、賃貸型ウェットラボ「『三井のラボ&オフィス』三井リンクラボ」シリーズを展開、さらに、2023年から研究等の相談窓口をはじめとする「オープンイノベーション支援プログラム」も開始しており、入居企業の研究者の皆様が研究に専念できる環境を創出しています。

今般、三井リンクラボ内に整備された研究者向け共用コミュニケーションスペース(エントランス、コミュニケーションラウンジ、会議室、カフェ)にパラアーティストのアート作品を展示することで、研究者の皆様の感性を刺激し、リフレッシュできる空間を提供するとともに、共用スペース利用者の社内外のコミュニケーションがさらに活性化すること、イノベーションの創出の一助となることを目指します。アート作品は、入居企業の皆様だけでなくLINK-Jの特別会員やその他三井リンクラボ来訪者の皆様にもお楽しみいただくことが可能です。

なお、気に入ったアート作品はWEBから簡単に購入でき、作品販売等の売上の一部がパラアーティストに還元されます。障がい者の自立を支援し、活躍できる機会を増進する「ダイバーシティ&インクルージョン」推進の一環としても取り組んでまいります。

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三井リンクラボ新木場1「エントランス」 三井リンクラボ柏の葉1「コミュニケーションラウンジ」

サービス概要(エイブルアート・カンパニーおよび一般社団法人FUKU・WARAIによる提供)

本サービスは三井リンクラボ共用部(エントランス、コミュニケーションラウンジ、会議室、カフェ)にパラアーティストのアート作品計13点を展示し、ご入居の研究者の方々・LINK-Jの特別会員・その他ご来館者様等が気に入ったアート作品をご購入いただけるサービスです。アート作品は、3か月毎に入れ替わります。また、展示されている全ての作品には、キャプションでアーティストの情報を表示することに加え、QRコードを掲示。QRコードを読み取ることで、アーティストが手掛ける他のアート作品をWEB上でご覧いただけたり、お気に入りの作品をご購入いただけます。

キャプションで表示するアーティスト情報例

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展示作品例

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作品名「クジラがざぶんしているところ」
上村 福銖
作品名 「雨」
そうみ

「エイブルアート・カンパニー」概要

2007年4月に障がいのある人がアートを仕事にできる環境をつくることを目的に設立しました。障がいとアートを軸に活動している3つのNPOが共同で運営しています。
エイブルアート・カンパニーと契約している作家(以下「登録アーティスト」)は、自らの表現の可能性をひらいていきたいと思う人たちの中から、全国公募により選考されています。
現在、登録アーティスト数118名、12,787点の作品を軸に、広告や商品のデザインに使用することを仲介し仕事につなげています。障がいのある人たちのアートが、自己実現と社会参加の側面だけでなく、仕事(収入)につながるということを社会に提案するため事業を推進しています。

「エイブルアート・カンパニー」コメント

エイブルアート・カンパニーはアートを障害のある人の新しい仕事にするため、グッズ化など作品デジタルデータの二次利用を通じて、誰もが日常の中でアートを楽しめるライフスタイルの提案を行ってきました。今回の取り組みは働く空間にアートを取り入れるということで、より身近にアートと触れ合っていただく機会になると感じています。みなさんの生活に彩りを添えることができれば嬉しいです。

「一般社団法人FUKU・WARAI」概要

2022年11月に東京都江東区を拠点とし、健康で文化的な最低限度の生活を営めるよう、国や自治体、地域と連携し、生活の質の向上及び増進に努め、社会生活を送る上でのあらゆるハンディキャップがあったとしても、誰もが安心して暮らせる世の中の実現を行うことを目的とし法人を設立しました。
ハンディキャップが故に、職業の選択肢が狭まっている実情がある中で、封入作業や菓子製造、清掃等だけでなく、ハンディキャップがあってもなくても夢を持ち社会に出られるよう、多くの職業につけるよう新たな障がい者施設を設立していきます。アートレンタル事業は地域の障がい者施設とも連携し、日本中の施設と企業との架け橋を担っていきます。

「一般社団法人 FUKU・WARAI」コメント

FUKU・WARAIでは、障がいのある方のアートの力をみなさんにお届けするため、エイブルアート・カンパニーと協力し、アートレンタル事業を行っています。全国各地の障がいのあるアーティストのアートを身近で感じていただき、ダイバーシティ&インクルージョンの文脈だけでなく、コニュニケーションの活発化、見る方の想像力を膨らませるなど、アートの価値を高める今取り組みは、今後の障がいのあるアーティストにとってもとても実りある活動だと確信しております。

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について

LINK-Jは、三井不動産株式会社と産学の有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する東京・日本橋エリアを本拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。

「三井不動産グループのSDGsへの貢献について」 

https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/

三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」、2023 年 3 月には「生物多様性」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。

参考
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定
・「グループ生物多様性方針を策定

*本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。

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本件に関する報道関係お問合せ先
三井不動産株式会社 広報部
TEL03-3246-3155

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