Menu

イベントレポート

LINK-J主催『Japan Night』ボストンの夕べ

  • twitter
  • Facebook
  • LINE

つなぐ力、リンクする力

「つながる」という事は、こんなに楽しく元気がでることでしょうか?「ボストンやシリコンバレーに来ると気持ちが高揚して何かやりたい、やってやるぞ〜というエネルギーが湧いてくるんですよね」という参加者のつぶやき通り、「コトを起こす」原動力を与えてくれたのがまさに今回のLINK-JのJapan Nightでした。

IMG_6519.JPG

BIO International Conventionの会場からボストンの目抜き通りにあるイベント会場までの道を通り、コンベンションのバッチをさげたゲストがインスピレーションを求めて次々と会場入りされました。会場への道すがら見られる町並みは、伝統と現代の先端が美しく調和し、落ち着いた中にも常に新しさが生まれている様子が感じられ、イノベーションを育むには絶好の場であったのではないでしょうか。

イノベーターたち

バイオベンチャー、製薬会社、ベンチャーキャピタル、政府関係、メディアなど200名余りの方々が参加され、ボストン領事館の会場がはちきれんばかりの賑わいでした。LINK-Jの進行役の朗らかな声に会場は熱気に包まれ、参加者の皆様は自らが『日本のバイオ』をひっぱっていくのだという意気込みが高まったのではないでしょうか?

IMG_6426.JPG

Japan Nightは、カクテルアワーから始まり、各4名が登壇するパネルディスカッションが2部、その後ネットワーキングという構成になっておりました。最初のパネルは「つながる意欲」、次は「外に出る力」がメーンテーマでした。いずれもこれまで日本人コミュニティにとっては不得意な分野であったことは否めないものの、今はその必要性が浸透し、大きくトランスフォーメーションしつつある過渡期である事がわかりました。最後まで盛り上がりが衰えず、LINK-JのLの字マークを参加者全員が右手で作るシーンで閉会しました。

IMG_6509.JPG

また、あるアメリカ人の参加者からは、「日本は日本の持ち味を活かすべき。製薬のみならずデバイスでも古くから強い技術があり、世界は日本と繋がりたいと思っている」とのコメントがあり、Japan Nightに申し込んだが定員オーバーで入れないと悔しがっていた同僚もいたと紹介されていました。日本人側としては、日本のものづくり力を強調し、米国のバイオ医薬産業の発展のさらなる担い手になると世界にアピールすることが求められているのではないでしょうか。

55,000回のチャンス

今回のBIO International Conventionには15,000人が参加し、製薬バイオ大国アメリカの力を表しています。数日間にわたって行われるコンベンションでは、55,000回のビジネス・ミーティングが開かれるそうです。これは、55,000のコラボレーションの可能性が生まれることを意味しているのではないでしょうか。

MicrosoftTeams-image-(2).jpg

Japan Nightの翌日、「10数件のミーティングがBIOで待ち受けている」と、日本のトップ大学ベンチャーキャピタルの方々はおっしゃっていました。アメリカ建国の地で開催された今回のBIO、それを応援したJapan Nightは、限りない可能性を秘めている日本とアメリカの連携を推し進める場になったと言えるでしょう。本イベントでご挨拶頂いた日本政府や経済界の関係者のご協力の下、日本企業や科学者の「つなぐ力」「外に出る力」の一役を担うLINK-Jへの期待がますます強くなることを物語るイベントでした。

ご挨拶頂いた皆様
在ボストン日本国総領事 鈴木 光太郎様
一般財団法人バイオインダストリー協会 代表理事 理事長 永山 治様
日本経済団体連合会審議員会副議長バイオエコノミー委員長 小坂 達朗様
経済産業省 商務・サービスグループ 商務・サービス政策統括調整官 田中一成様

ワシントンコア 小林ちよ
Washington CORE
ワシントンコアは日米連携の懸け橋として、LINK-J様を応援しております。

pagetop