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投稿日:2023年03月13日投稿者:ロンザ株式会社

Lonzaが早期開発支援サービスを北米に拡大

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• Lonzaは、2023年5月にケンブリッジ(米国マサチューセッツ州)に新施設を開設します。これにより、米国に拠点を置くお客様はLonzaの早期開発支援サービスが利用しやすくなります。

• 新たな研究所の開設により、前臨床試験の早期展開とin vitro免疫原性試験サービスの提供能力が強化され、バイオ製薬企業のお客様が早期の段階で薬剤候補に対するリスク回避と最適化を図れるようになります。

2023213日、バーゼル(スイス) - 医薬品、バイオテクノロジー、健康食品原料の市場における製造のグローバルパートナーであるLonzaは、北米に早期開発支援サービス(EDS:Early Development Services)を展開するための足掛かりとして、ケンブリッジ(米国マサチューセッツ州)に新しい研究所を開設します。敷地面積17,000平方フィートに及ぶ同施設は、2023年5月に操業を開始する予定です。

LonzaはEDSの提供を通じて、バイオ医薬品候補の評価、リスク回避、最適化をサポートし、お客様の成功の可能性を最大限に高めることを目指します。開発の初期段階や臨床試験前の段階で潜在的な問題を特定し、軽減することで、薬剤候補の開発過程における失敗リスクを低減し、臨床段階までの時間を短縮できる可能性があります。

今回の新たな投資は、Lonzaが提供する既存のEDSを基盤としています。ケンブリッジ(英国)にあるLonzaのEDS施設は、15年を超える経験と1,000件を超える開発可能性プロファイルの作成実績を誇り、バイオ医薬品候補の安全性と製造可能性の向上に向けた支援を既に行っています。こうしたサービスは、in silico、早期非GMPタンパク質発現、in vitro免疫原性試験といった一連のサービスを通じて提供されます。ケンブリッジ(米国マサチューセッツ州)の新施設でも同様の機能を有しており、非GMP早期発現サービスおよびin vitro免疫安全性評価サービスを提供する予定です。

ボストンのバイオテクノロジー・コミュニティに近接するこの新施設は、Lonzaの早期開発支援サービスを米国に展開する足掛かりとして、主に中小規模のバイオテクノロジー企業を対象に、前臨床段階のバイオ医薬品候補の開発サービスを提供します。この施設の開設により、Lonzaは、米国内の拠点ネットワークにおいて、開発初期段階から商業化に至る製品ライフサイクル全体を通じてお客様をサポートできるようになります。

LonzaPresident, Biologics,であるJean-Christophe Hyvertは、「第1相試験を通過できる分子は、平均して1,000個に1個程度です。このような状況において、早期開発支援サービスは、リスクを軽減し、開発中止率を低減し、バイオ医薬品の品質と安全性を向上させるために不可欠なものです。当社は、複雑な医薬品開発の初期段階における顧客支援において確固たる実績を有しており、マサチューセッツ州ケンブリッジに新設したEDS施設は、北米におけるこれらのサービスをサポートすることになります」と説明しています。

さらに、Lonzaの早期開発支援サービス責任者であるYvette Stallwoodは、「新薬候補の免疫原性、開発可能性、製造可能性を早期に評価することで、成功の可能性を大幅に高めることができます。この度の事業拡大により、救命の可能性を秘めた薬剤候補を後期探索段階から臨床段階に進めるお手伝いをするための、当社の対応力が高まります。これにより、米国のバイオテクノロジー企業が新規治療薬を商業化するまでの工程をサポートすることが可能になります」と述べています。

Lonzaの早期開発支援サービスについて
Lonzaの早期開発支援サービス(EDS)は、包括的な一連のin silicoおよびin vitroの早期開発支援サービスを提供し、製薬企業やバイオテクノロジー企業による後期薬剤候補の選定およびリード薬剤候補の開発プロセスにおけるリスク低減と最適化を支援するものです。また、EDSは、LonzaのLight Path TM Discoveryプラットフォームを介した、早期かつ開発フェーズに応じた非GMPタンパク質発現サービスも対象としています。
https://www.lonza.com/biologics/early-development-services

Lonzaについて
Lonzaは、医薬品、バイオテクノロジー、健康食品原料の市場におけるグローバルパートナーとして選ばれています。さまざまな治療に役立つ新しく革新的な医薬品をお届けするお客様を支援することで、より健康的な世界の実現に取り組んでいます。私たちは、技術的洞察力と世界クラスの製造、科学的な専門知識、プロセスの卓越性を組み合わせることでこれを実現しています。当社の事業は、バイオ医薬品、低分子医薬品、細胞・遺伝子、カプセル・健康食品原料の4つの部門にわたりお客様の複雑なニーズを満たすよう構成されています。Lonzaの比類のないほど幅広いサービスや製品により、お客様がヘルスケア業界での製品開発やイノベーションを製品化する際にお役立て頂いております。

Lonzaは1897年にスイスアルプスで設立され、現在、5つの大陸で事業を展開しています。約1万7500人の社員(フルタイム相当)を擁し、当社の事業だけでなく、事業を展開する地域社会にも有意義な変化をもたらす、高い業績を収めているチームと個々の才能を持った人材によって構成されています。2022年通期の売上は62億スイスフランで、コアEBITDAは20億スイスフランでした。詳細は当社ウェブサイト(www.lonza.com)をご覧ください。


本件に関するお問い合わせ
media@lonza.com

追加情報および免責条項
Lonzaグループは、スイスのバーゼルに本社を置き、スイス証券取引所に上場しています。また、シンガポール証券取引所(「SGX-ST」)に二部上場しています。LonzaグループはSGX-STの継続上場条件の対象ではありませんが、引き続きSGX-ST上場マニュアルの規則217および751の対象となります。

本メディア・アドバイザリーの記載事項は、将来の予測に関する記述を含む場合があります。これらの記述は、Lonzaグループの現在の予測と推定に基づいており、これらの予測と推定の達成をLonzaグループが保証するものではありません。投資家の皆さまは、すべての将来の予測に関する記述がリスクと不確かさを含んでおり、全体として制限されていることにご注意ください。本メディア・アドバイザリーに含まれる将来の予測に関する記述は、さまざまな要因により、実際の結果と大きく異なる場合があります。また、Lonzaグループは、法律により要求される場合を除き、本メディア・アドバイザリーに含まれる記述を更新する意図を有するものではなく、また、義務を負うものではありません。


本ニュース・リリースは、Lonza Group Ltd が、2023 年2月13日(スイス現地時間)に発表したメディア・アドバイザリーを日本語に翻訳再編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。

英文メディア・アドバイザリー
Lonza to Expand Early Development Services Offering into North America

参考資料

お問い合わせ先

Lonza  | ロンザ株式会社 受託製造開発部 Tel: 03-6264-7630(代表) Email: pharma-biotech-jp@lonza.com Web: www.lonza.co.jp
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