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『がん領域をめぐる 次世代プラットフォーム』LINK-J×LINK-J会員のタイアップイベント

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日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)×LINK-Jタイアップ企画として『がん領域をめぐる次世代プラットフォーム』をテーマに、セミナーを開催いたします。
セミナー講師には京都大学iPS細胞研究所 金子先生、株式会社ニコン、Elixirgen Scientific, Inc.を迎え、がん領域の最新の状況をご説明いただきます。今回はリアルとオンラインの併用でのイベント開催となります。

※新型コロナウイルスの感染状況次第では、全編オンライン開催となること、一部ご登壇者の方がオンラインでの参加となる可能性がありますことをご容赦ください。

クリックするとPDFが開きます

1125_がん領域をめぐる次世代プラットフォーム_フライヤーFix.4.pdf

日時2021年11月25日(木)16:00-17:50

会場
日本橋ライフサイエンスハブオンライン配信を予定
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

プログラム

時間 内容
16:00-16:05 オープニング 
古江 美保(株式会社ニコン シニアフェロー/ ヘルスケア事業部 副事業部長)
16:05-16:35 「iPS細胞を介した免疫細胞の再生と臨床応用」
金子 新(国立大学法人京都大学 iPS 細胞研究所 教授/国立大学法人筑波大学 医学医療系 教授)
16:35-16:50 質疑応答
16:50-17:05 「免疫細胞を利用したがん医薬品開発をサポートする細胞評価・選別システム」
清田 泰次郎(株式会社ニコン フェロー ヘルスケア事業部ステムセル事業推進部長)
17:05-17:10 質疑応答
17:10-17:25 「mRNAを用いた医薬品開発支援の取り組み(高速細胞分化、mRNA-CDMO事業)」
高木 大輔(Elixirgen Scientific, Inc. VP of RNA Manufacturing service)
17:25-17:30 質疑応答
17:30-17:45 「次世代モジュール型CPC(細胞培養加工施設)紹介」
松崎 和仁(日立グローバルライフソリューションズ株式会社 空調システムソリューションセンタ CPC事業推進Gr 担当部長)
17:45-17:50 質疑応答
17:50-17:55 クロージング
佐藤 祐一(日立グローバルライフソリューションズ株式会社 空調事業戦略本部 システムソリューション企画部 担当部長)

講演要旨

【国立大学法人京都大学 iPS 細胞研究所・教授/国立大学法人筑波大学 医学医療系・教授 金子先生】 講演要旨
この2-3年で同種iPS細胞を用いた再生医療の臨床試験が数多く進行し、実用化への期待が徐々に高まってきています。我々の研究グループは2013年に世界で初めてiPS細胞を介した抗原特異的キラーT細胞の再生を報告し、その後も再生T細胞を用いた治療の実用化に取り組んでいます。本日の講演では、がん免疫におけるキラーT細胞の役割、iPS細胞の特徴、抗原特異的キラーT細胞のiPS細胞化と再分化誘導、臨床応用を可能にする遺伝子改変と培養の最適化、などについて当研究室での知見を中心に概説します。

【株式会社ニコン】 講演要旨
施行されている再生医療新法及び改正薬事法により、今後ますます再生医療が活性化することが予想されます。活性化に向けて最も重要なことの一つに細胞培養の高い品質での大量生産細胞の培養がある。高品質の細胞を大量に生産する取り組みとして、培養工程中の細胞を適切に細胞評価システム構築は重要な要素の一つである。本講演では、iPS細胞の培養評価システム、iPS細胞由来免疫細胞の評価手法、及びその事例紹介を行います。

【Elixirgen Scientific, Inc.】 講演要旨
COVID19に対するmRNAワクチンの全世界的な適用、普及により、mRNA医薬品の安全性、有効性は世界的に着目されており、がんを含む様々な疾患に対し、モダリティ開発における新しい流れが起きつつある。本講演では、mRNA医薬品開発に応用している我々の過去の経験と最近の状況をご紹介しつつ、我々が提供する細胞分化技術、及びmRNA-CDMO事業をご紹介します。

【日立GLS】 講演要旨
日立グループは、お客様の再生医療事業の発展を支えるために「One Hitachi」でトータルにサポートを行っています。その中で我々日立GLSは、再生医療の産業化とグローバル展開に対応すべく、新発想の次世代モジュール型CPC(細胞培養加工施設)を開発しました。本講演では、日立グループとしての再生医療事業への取り組み内容、及び次世代モジュール型CPCついてご説明します。

登壇者

古江 美保 氏
株式会社ニコン シニアフェロー/ ヘルスケア事業部 副事業部長
1986年広島大学歯学部卒、1990年広島大学大学院卒。同大学病院口腔外科医員を経て、1991年神奈川県立こども医療センターにて障害者歯科に従事。1993年より神奈川歯科大学生化学/口腔生化学・講師。 2005-2006年英国シェフィールド大学・客員講師としてヒトES細胞用無血清培地を開発。帰国後、医薬基盤・健康・栄養研究所 ヒト幹細胞応用開発室・研究リーダーとしてヒトiPS細胞バンク運営、ニコン社製・細胞培養観察装置(BioStation CT)を用いてヒトES/iPS, MSCの品質評価法、無血清・分化誘導法の開発を行った。2017年ニコンに入社し、再生医療・創薬研究分野における培養細胞の画像評価について事業推進を行っている。

金子 新 氏
国立大学法人京都大学 iPS 細胞研究所・教授/国立大学法人筑波大学 医学医療系・教授 
京都大学iPS細胞研究所・増殖分化機構研究部門 免疫再生治療分野 教授。専門は、免疫再生、腫瘍・感染免疫。筑波大学大学院医学研究科において造血幹細胞遺伝子治療ならびに免疫遺伝子治療の研究を行う。2002年博士(医学)取得。大学院卒業後は、日本学術振興会特別研究員、筑波大学血液病態制御医学(血液内科)講師、2005年サンラファエレ研究所(イタリア)研究員を経て、2008年東京大学医科学研究所助教を務め、2012年より京都大学iPS細胞研究所 同部門准教授、2020年より、現職、及び、筑波大学医学医療系・臨床医学域 がん免疫治療研究分野 教授。2013年から17年まで、iPS細胞研究所附属細胞調製施設(FiT)施設長兼任。2021年からは同研究所附属動物実験施設 施設長兼任。
iPS細胞の特性を生かした免疫再生治療の実現に向けた研究を行っている。

清田 泰次郎 氏
株式会社ニコン フェロー ヘルスケア事業部ステムセル事業推進部長 清田泰次郎
1989年株式会社ニコン入社、赤外線カメラのシステム設計に約15年従事、ニコンの米国研究所勤務も経験。2003年から細胞培養関連業務へ移り、細胞培養観察装置(BioStation CT)の開発に従事。培養細胞の客観的な評価手法の開発のため、パターン認識技術と機械学習機能を併せ持つ画像解析ソフトの開発も行う。近年は、再生医療の産業化にとって重要な要素である細胞培養の工程に於ける細胞製造の安定性や均質性を担保する評価手法の開発を手掛ける。現在、株式会社ニコン ヘルスケア事業部ステムセル事業推進部長を務める。

高木 大輔 氏 
Elixirgen Scientific, Inc. VP of RNA Manufacturing service
2017年、東京理科大学技術経営専門職大学院卒業。1998年アプライドマテリアルズジャパン株式会社に入社、同社と荏原製作所にて銅配線形成プロセス開発と装置開発を担当。その後、ベンチャー企業の新規事業担当として、東証マザーズへの上場を経験。2007年に株式会社リコーに移り、プリンタ向けの新規材料開発プロジェクト立上げ後、2013年にバイオ3Dプリンティングプロジェクトを立上げ、AMEDプロジェクトへの参画を経験。2019年にエリクサジェン・サイエンティフィック社に異動、2021年2月からCDMO事業の立ち上げを担当し、現在に至る。

松崎 和仁 氏
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 空調システムソリューションセンタ CPC事業推進Gr 担当部長
1991年日立冷熱株式会社入社、クリーン環境に関わる装置設計の研修後、クリーンエア装置販売部門に約24年従事。2015年10月よりシステム工事部門に移動。2018年12月細胞製造に関わるエンジニアリングを強化するため、日本橋に「再生医療イノベーションセンタ」を開設。2020年12月モジュール型CPCを開発した。現在日立グローバルライフソリューション株式会社 CPC事業推進部長を務める。

参加費

無料(事前申し込み制)

定員

ライフサイエンスハブ:先着100名
オンライン:先着1000名

主催

【主催】一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
【共催】日立グローバルライフソリューションズ株式会社

お問い合わせ先

LINK-J
E-mail:contact@link-j.org

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1125_がん領域をめぐる次世代プラットフォーム_フライヤーFix.4.pdf

日時2021年11月25日(木)16:00-17:50

会場
日本橋ライフサイエンスハブオンライン配信を予定
参加申込(要事前登録)

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