北海道には、札幌を中心に、ライフサイエンス分野で高度な研究を行う大学、先進的な取組を進める医療機関、国内外で活躍する健康・医療関連企業が集積しており、近年では産学官を超えた連携が道内では盛んにおこなわれています。
そこで、さらにライフサイエンス分野における北海道、札幌の魅力を皆さんに伝えるため、「北海道・札幌Life Science INDEX」としてシリーズ化したオンラインセミナーを実施しています。このセミナーでは、大学・企業の挑戦的な取組について、各回テーマに沿って北海道・札幌の「今」をお届けします。
第3回目となる今回は、北海道大学病院が行う医療機器開発にフォーカスし、カダバーラボを活用した医療機器開発の取り組みなどについてご紹介します。
ライフサイエンス分野に興味のある方だけでなく、北海道・札幌の最前線を知りたい方必見のシリーズです。是非ご覧ください。
過去のシリーズの開催レポート等はこちらをご覧ください。
日時: 2023年1月20日(金)17:00-18:30(16:45~受付開始、18:30~19:00ネットワーキングタイム)
リアル:日本橋ライフサイエンスビルディング201大会議室
オンライン:Zoomウエビナー
(外部サイトが開きます)
申込締切
会場参加:2023年1月20日(金)9:00 オンライン参加:2023年1月20日(金)18:30
参加方法
本イベントにはZoomウェビナーを使用します。事前に参加登録をお済ませください。専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください
ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。
※専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください。
※本イベントでは、Zoom自体の使用方法・操作方法についてはサポート致しかねます。
プログラム
時間 | 内容 |
17:00-17:05 | オープニング |
17:05-17:45 | 取り組み及び事例紹介① 赤川 英毅 氏 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 医療機器・ヘルスケア事業部医療機器研究開発課 調査役 取り組み及び事例紹介② 七戸 俊明 氏 北海道大学病院 医療機器開発推進センター 副センター長 |
17:45-18:25 | パネルディスカッション パネラー 赤川 英毅 氏 七戸 俊明 氏 加藤 浩晃 氏 アイリス株式会社 共同創業者・取締役副社長CSO ファシリティーター 曽山 明彦 氏 LINK-J常務理事 |
18:25-18:30 | クロージング |
18:30-19:00 | ネットワーキングタイム(リアル会場のみ) |
登壇者
プロフィール | |
赤川 英毅 氏 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 医療機器・ヘルスケア事業部医療機器研究開発課 調査役 大学卒業後に企業にて製品開発に従事した後、筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科先端応用医学専攻を修了し、2005年に国立循環器病センター研究所人工臓器部に入所。補助人工心臓の研究開発に従事した後に産学連携活動にも従事し、同研究開発基盤センター知的資産部事業化戦略室長、かるしお事業推進室長などを経て、2022年7月まで同センターオープンイノベーションセンター産学連携本部社会実装推進室長。うち2020年4月~2022年7月までは国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部知財・法務課長を併任。2022年8月からは日本医療研究開発機構に出向し、同機構医療機器・ヘルスケア事業部医療機器研究開発課調査役として現在に至る。 博士(医学)、技術士(機械) 専門領域:医療社会学、医療技術評価学、人工臓器学など 日本人工臓器学会 レギュラトリーサイエンス委員会委員・医療産業促進委員会委員・評議員 日本学術振興会 科研費審査委員会専門委員 |
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七戸 俊明 氏 北海道大学病院 医療機器開発推進センター 副センター長 1991年に北海道大学医学部を卒業し、第二外科(現在の消化器外科学教室II)に所属。北海道内の基幹病院での外科研修と遺伝子治療研究での医学博士取得の後、1998年より南カリフォルニア大学にて遺伝子治療研究を行う。帰国後は消化器癌の手術を専門とし、内視鏡外科技術認定、食道外科専門医等の資格を取得、2012年より現職の北海道大学病院 診療教授・北海道大学医学研究院 准教授として難治癌の内視鏡手術に取り組んでいる。 これまで、日本外科学会CST推進委員会の委員として、献体を用いた手術手技研修(CST)や医療機器開発の基盤を構築すべく「臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン」(2012年)、「遺体を用いた医療機器研究開発の実施におけるリコメンデーション」(2020年)の作成に参画してきたが、北海道大学病院では、AMED次世代医療機器連携拠点整備等事業の採択を契機に新設された医療機器開発推進センターの副センター長と、カダバーラボの運営部門である先端医療技術教育研究開発センターのセンター長を兼任し、カダバーラボを利用した医療機器の研究開発を主導している。また、日本医療安全調査機構の調査支援医、北海道大学病院NST委員長を務めるなど、医療安全や栄養療法などの領域横断的な医療の課題についても造詣が深い。 |
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加藤 浩晃 氏 アイリス株式会社 共同創業者・取締役副社長CSO、デジタルハリウッド大学大学院 特任教授、東京医科歯科大学 臨床教授、医師、LINK-Jサポーター 医師、MBA。眼科専門医として1500件以上の手術を執刀、診療に従事しながら手術器具や遠隔医療サービスを開発。2016年厚生労働省に入省し、医政局室長補佐として法律制定や政策立案に従事。退官後、オンライン診療や治療用アプリの事業開発やAI医療機器開発のアイリスを共同創業し取締役副社長CSO。現在、大学教員、会社経営、2社の上場企業の社外取締役、学会や行政の委員をしながら、大学病院で診療も行っている。厚生労働省医療ベンチャー支援(MEDISO)アドバイザー、経済産業省Healthcare Innovation Hub アドバイザー、経済産業省J-Startup推薦委員、千葉大学客員准教授、東京医科歯科大臨床准教授、東北大・神戸大学・横浜市立大医学部非常勤講師、日本遠隔医療学会運営委員・分科会長、日本医療ベンチャー協会理事など。一橋大学大学院金融戦略・経営財務MBA。著書は『医療4.0』(日経BP社)、『デジタルヘルストレンド2021』『同2022』(メディカ出版)など共著合わせ40冊以上。 |
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曽山 明彦 氏 LINK-J常務理事、東北大学特任教授、株式会社エグゼクティブ・アライアンス代表取締役 |
新型コロナウイルス感染対策 ご協力のお願い
運営側でも新型コロナウイルス感染予防対策をいたしますが、ご参加される皆さまにつきましても以下のとおりご協力をお願いいたします。 また、感染拡大状況によってはお願い事項の増加や、イベントの開催方針の再検討の可能性がございます。
・ ご来場時は必ずマスクをご着用ください 入場時や休憩時間毎にこまめな手洗・手指消毒をお願い申し上げます
・本会は事前登録制とし、事前に参加連絡先(氏名、所属、電話番号、メールアドレス等)を把握しております。
・これらの情報が必要に応じて保健所等の公的機関へ提供され得ることをご了承ください
・下記に該当する方のご来場は自粛いただきますようお願い申し上げます
①発熱、あるいは咳・咽頭痛等の症状がある場合
②過去14日以内に感染が継続拡大している国・地域のへの訪問歴がある場合
③新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者であることが判明した場合
④過去14日以内に入国制限等のある国・地域からの渡航者・在住者との濃厚接触がある場合 「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議提言による「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」からなる基本的な感染対策の徹底にご協力をお願い申し上げます
参加費
無料
定員
会場参加75名 オンライン参加1000名
主催
主催:札幌市、LINK-J、北海道、北海道経済産業局、公益財団法人北海道科学技術総合振興センター