胃がんと向き合うにあたっては、まず胃がんを知ること、そして治療の選択肢や可能性を知ること、 自分の立ち位置を知ること、正しい知識を持つことが何よりの力になります。
近年のがん治療の進歩は目覚ましく、胃がんにおいても、特定の遺伝子変異である HER2(ハーツー)を標的とした治療薬ハーセプチンや、免疫のしくみを活用した免疫チェックポイント 阻害薬などの新しい薬剤が続々登場してきており、新たな治療の可能性も広がっています。
個別化するがん医療の時代、あなたに合った治療についてともに学びましょう。
プログラム
国立がん研究センター東病院 消化管内科 医長
(先端医療開発センター 新薬臨床開発分野 併任)
設樂 紘平 先生
設楽先生には、以下の内容でお話しいただきます。
・症状と検査
・転移とステージ
・進行度別治療(ガイドライン)
・抗がん剤とその後の手術 ・標準治療とは?
・臨床試験とその評価指標
・化学療法とその種類~化学療法を行った方が長生きできるのか~
・今使用できる分子標的薬(HER2阻害薬、血管新生阻害薬)
・胃がんに対する免疫チェックポイント阻害薬
・マイクロサテライト性不安定性とは?その患者に対する免疫チェックポイント阻害薬
・新しい薬剤、ロンサーフ
・胃がんに対する個別化医療と実施中の治験 ・早期からの緩和ケアが必要
参加費
患者・家族、医療者、一般の方:無料
製薬企業・CRO・ヘルスケア関連企業の方:5,000円
定員
120名
主催
共催:認定NPO法人 希望の会/がん情報サイト「オンコロ」
後援:日本胃癌学会/認定特定非営利活動法人 西日本がん研究機構(WJOG)
お問い合わせ先
電話:0120-974-268(平日10:00~18:30)