<セミナー概要>
創薬開発の第II相および第III相の臨床試験において、その95%以上がバイオマーカーおよび有効性の欠如により、失敗すると言われています。このような状況下で、創薬開発プロセスの効率化、開発コストの削減、成功率を向上するための取り組みが必要になります。
Crown Bioscience は 2,500 種類を超える世界最大級の商業利用可能な患者腫瘍組織移植モデル(PDX)のコレクションを保有します。これらのモデルは、由来情報、遺伝情報(遺伝子発現、変異、コピー数)、腫瘍組織の病理画像などが既に得られており、データベースでそれらの情報を閲覧することが可能です。これらのモデルを複数利用し、薬理試験を行うことにより、レスポンダー/ノンレスポンダーの特定や、最適な治験デザインの構築を行うことができます。
本ウェビナーでは Crown Bioscience が提供する PDX モデルと、それらを活用したマウスクリニカルトライアルについてご紹介します。
<このような方にオススメです>
・薬剤候補物質のポジショニングとリポジショニング
- レスポンダーとノンレスポンダーの特定
- “go or no-go” の判断の実施
・薬剤候補物質のスクリーニング
・最適な治験デザインの構築
・併用療法による薬剤の組み合わせ
・がんの遺伝的背景やバイオマーカー候補による仮説の検証
<演者>
・株式会社 Crown Bioscience & MBL
事業開発部 シニアエキスパート 大滝 真作
・Crown Bioscience
Senior Director, Cancer Pharmacology Jessie, Jingjing Wang(使用言語:英語)
プログラム
・16:05~16:15 世界最大級商業利用可能な PDX ライブラリとそのデータベース
・16:15~16:45 PDXモデルを用いたマウスクリニカルトライアルの実際
・16:45~17:00 質疑応答
参加費
無料