Microphysiological system (MPS)は、微細な生理学的環境を再現したシステムで、より生体内に近い条件で実験を行うことができます。FDAの近代化法2.0などを背景にして、近年MPSに対する期待と需要はますます高まりつつあり、今後の医薬品の研究開発において重要な役割を果たしていくと考えられます。
昨年好評だったニコンのMPSハンズオンセミナーを、今年も開催いたします。ニコンが提携している複数の臓器チップメーカーの情報を一度に収集できるとともに、各社製品の実見ならびに技術者と直接の対話が可能な『見る・触れる・話す』を体験いただけるテクニカルセミナーとなっております。
弊社ニコンの撮影・解析受託も一緒にご相談いただけますので、臓器チップの導入、使用を検討されている研究者の皆様は、是非ご参加ください。
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Nikon MPS Seminar 2023_Leaflet_Nihonbashi.pdf日時:2023年9月8日(金)12:30(開演)-17:00
(外部サイトが開きます)
応募多数での場合は、抽選でのご参加となることをご了承ください。
プログラム
開会の挨拶
清田 泰次郎(株式会社ニコン ヘルスケア事業部 ステムセル事業推進部長)
キーノートスピーチ(12:35-13:15)
木村 啓志 先生(東海大学 マイクロ・ナノ研究開発センター教授)
セミナー&ハンズオン
① Nortis, Inc. (13:15-14:00)
タイトル:How Organ-on-Chip Technology is Revolutionizing Drug Discovery
発表者:Sepand Bafti, PhD (Director of Biological Science)
② AIM BIOTECH PTE. LTD. (14:00-14:45)
タイトル:Creating Complex in vitro Models for Drug Discovery
発表者:Kuan Chee Mun, MBA (Executive Director)
③ 日本バリデーション・テクノロジーズ株式会社(TissUse GmbH)(15:15-16:00)
タイトル:TISSUSE’s Multi-Organ-Chip Technology -HUMIMIC
発表者:和田 康史, PhD, MBA(MP技術グループ長)
④ Mimetas Japan 株式会社 (16:00-16:45)
タイトル:OrganoPlate®を使ったヒト疾患モデルと創薬研究への応用
発表者:江尻 洋子(取締役)
閉会の挨拶
宮本 健司
(株式会社ニコンソリューションズ バイオサイエンス営業本部 創薬支援部長)
参加費
無料
定員
30名
主催
株式会社ニコンソリューションズ バイオサイエンス営業本部