マイクロニードルは、針の部分が皮膚のバリアを突破することで薬剤の投与を可能にし、薬剤の浸透を高める効果的な方法です。しかし、従来のMNを調製する方法は、時間や特殊な鋳型が必要で、非常に労力がかかるものでした。
3Dプリンティング技術を活用することで、作業時間を大幅に短縮し、形や大きさのカスタマイズが可能になり、マイクロニードルの製造プロセスに革命をもたらすことが期待できます。ただし、特に水を主な溶媒とする場合、プリント用の樹脂に対する薬物の溶解性が課題となります。
本ウェビナーでは、Lamprou教授に、当社の光造形式バイオ3Dプリンタ『Lumen X』によるマイクロニードル製造例(固体、溶解、中空など)をご紹介いただきます。
(日本時間午後11時開始、開催言語:英語)
【主なトピック】
・マイクロニードル製造における3Dプリンティングの活用
・薬物送達および診断用の中空マイクロニードルアレイ
・医薬品有効成分の送達における溶解性マイクロニードル
【講師ご紹介】
■ Dimitrios Lamprou 教授(北アイルランド・クイーンズ大学ベルファスト)
クイーンズ大学ベルファストのバイオファブリケーションおよび先端製造の正教授(講座)。
プリンティング関連の論文著者として世界の学者の上位0.1%にランクされ、この分野における世界的リーダーとして認知され、薬学と生物医工学の研究により、スタンフォード大学の「世界のトップ2%の科学者」に数年連続で選ばれるなど、幅広くご活躍されています。
参加費
無料、要事前申込