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京都大学サンディエゴ研究施設とMOU(提携に関する覚書)を締結

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海外9団体を含む17団体と提携、ライフサイエンス領域のハブとしての役割を拡大

東京・日本橋と大阪を拠点に、ライフサイエンス領域において人的交流・技術交流を促進し、シーズやアイデアの事業化を支援する、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(本社:東京都中央区日本橋室町、理事長:岡野栄之、以下「LINK-J」)は、京都大学サンディエゴ研究施設と1月17日、ライフサイエンス領域におけるイノベーションを創出することを目的としたMOU(提携に関する覚書)を締結しました。国内外のライフサイエンス団体との連携は17例目となります。

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LINK-J常務理事 曽山明彦(左)、京都大学サンディエゴ研究施設 施設長 萩原正敏 氏(右)

京都大学サンディエゴ研究施設とは、医学生物学・医療分野に学術的強みを持つカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)がUCSDキャンパスに2019年8月に開設したベンチャーインキュベーター施設Center For Novel Therapeutics(CNT)内に、京都大学大学院医学研究科が設置したオンサイトラボです。本施設は、米国西海岸における共同研究や学術交流・教育を推進するのみならず、京都大学で生み出された知の文化を米国市民・学生に向けて発信するとともに、京都大学等で研究開発された新技術を米国の投資家や企業に紹介し、大学発ベンチャーの北米進出支援を行うことを目指しています。

LINK-Jと京都大学サンディエゴ研究施設は、主催するイベントの協賛や後援等これまで様々な連携を進めてきましたが、その取り組みをさらに深いものへと発展させていくため、今般のMOU締結に至りました。これにより、今後5年間にわたり京都大学サンディエゴ研究施設における協業等においても協力し合うことで合意しています。

LINK-Jはこれまで、国内外のアカデミアや団体とライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を目的とした提携の覚書を締結しており、今般の京都大学サンディエゴ研究施設の提携で17例目となります。今後も、国内外のライフサイエンス団体との連携をますます拡大していくことで、ライフサイエンス領域におけるグローバルなハブとしての機能を強化してまいります。

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なお、今般の提携について、京都大学サンディエゴ研究施設 施設長 萩原 正敏 氏は、次のように述べています。「京都大学サンディエゴ研究施設は、イベントの開催やラボの運営を通じて、カリフォルア大学サンディエゴ校(UCSD)との共同研究や学術交流を進めるだけでなく、京都大学の研究開発を米国で発信し、大学発ベンチャーの北米進出支援を行ってまいりました。500以上のライフサイエンスプレイヤーを会員に持つLINK-Jと連携することで、これらの取り組みをより一層強化し、大学発ベンチャーの北米進出支援の加速を図ってまいります」。
また、LINK-J常務理事の曽山 明彦は、「海外で活躍できる若手研究者の育成やベンチャー支援に取り組む京都大学サンディエゴ研究施設との提携に至ったことを、大変嬉しく思います。LINK-Jと京都大学サンディエゴ研究施設との交流を深めることで、互いの知見を共有し高め合うとともに、国内外17団体となった連携先との関わりをより一層深め、ライフサイエンス産業の発展に貢献してまいります」と述べています。

LINK-Jは今後もライフサイエンス・イノベーションの創出を促し、新たな価値の創造に貢献することで、世界のライフサイエンス産業の活性化を促進してまいります。

京都大学サンディエゴ研究施設とMOU(提携に関する覚書)を締結
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