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イベントレポート

「Regenerative Medicine Crossroad® in Tokyo #10」を開催(9/25)

2019年9月25日(水)、日本橋ライフサイエンスビルディング201大会議室にて「Regenerative Medicine Crossroad® in Tokyo #10」を開催いたしました。(主催:一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)、経済産業省関東経済産業局 共催:LINK-J)
日本国内の再生医療産業化加速では、国内シーズの掘り起こしや海外パイプラインの誘致が喫緊の課題の一つです。本イベントは、それらのシーズやパイプラインを確実に臨床開発・上市に結び付けて行く上で不可欠と考えられる国内の再生医療関連有力企業とのパートナリングを加速・推進する目的で企画・開催しました。本イベントでは、シーズ・パイプライン保有企業と国内企業の対話の場として、セミナーとOne-on-One partnering meetingを並行して実施しており、今回で 10 回目の開催となります。

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<セミナー>

① 挨拶:曽山 明彦(LINK-J)
② 趣旨説明:森 冬比古(Regenerative Medicine Crossroad® 世話人)
③ プレゼンテーション(参加企業(登壇者)):
1)EUTILEX Co., Ltd. (Republic of Korea) (Agustin de la Calle, PhD; CBO)
2)Innovacell Biotechnologie AG (Austria) (Dr. Ekkehart Steinhuber; CEO)
3)京都大学(日本)(山本 佑樹 医学博士;呼吸器疾患創薬講座 特定助教)
4)Cellatoz Therapeutics, Inc. (Republic of Korea) (Jaeseung Lim, PhD; CEO & CSO, President)
5)Thrive Bioscience, Inc. (USA) (Thomas Forrest Farb-Horch; CEO, President & Co-Founder/鈴木 貞史、MBA;Sr. Adviser)
6)Cell and Gene Therapy Catapult (United Kingdom)(星谷 英寿, PhD; Transaction Manager - Asia & Oceania)

EUTILEX社: がん免疫療法の研究開発

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Agustin de la Calle氏からは、同社が取り組む「がん免疫療法」の全体像が紹介されるとともに、「4-1BB (CD137)T細胞免疫治療」に焦点を当てて、その作用メカニズムや、各種がん治療の可能性が説明されました。

Innovacell Biotechnologie社: 自家細胞による尿及び便失禁治療法の研究開発

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Ekkehart Steinhuber氏からは、同社が取り組んでいる首記の治療法が紹介されました。ICES13は尿失禁を対象に、ICES15は便失禁を対象に臨床開発が進む細胞療法です。患者さんの胸筋から採取した筋芽細胞を増殖し、それらの細胞を同社が開発した超音波誘導噴出技術を用いて尿道或いは肛門部の組織に注入することで各失禁を治療できること、現在までに9つの臨床研究で1,000人以上の患者さんが治療を受けているとのことでした。

京都大学: iPSC活用創薬支援及び呼吸器系疾患再生医療の研究開発

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呼吸器内科専門医を務める山本佑樹氏からは、iPS細胞より肺胞上皮細胞を分化誘導する技術と、この技術を用いた創薬プラットフォームが紹介されました。このヒト肺胞細胞は呼吸器系疾患における創薬研究の有用なツール(薬効や毒性評価など)になると説明され、将来的には、この創薬プラットフォームを提供する呼吸器医療ベンチャーを立ち上げたいとその意気込みを述べられました。

Cellatoz Therapeutics社: 骨格筋由来幹細胞及び扁桃腺由来の間葉系幹細胞による細胞治療薬の研究開発

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Jaeseung Lim氏からは、同社が有する首記の幹細胞を用いた細胞治療薬のプラットフォームが紹介されました。骨格筋由来の幹細胞であるCLZ-1001は、軟骨や歯周組織の再生、骨粗鬆症による骨折の治療などに活用できる可能性があること、また、扁桃腺由来の間葉系幹細胞から分化誘導した各種細胞も種々の疾患治療を可能にする細胞治療薬になることが説明されました。

Thrive Bioscience社: 細胞培養に関わる画像解析の技術等を用いた細胞自動培養装置の開発

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Thomas Forrest Farb-Horch氏と鈴木 貞史氏からは、同社が開発した「細胞培養の画像取得・解析、細胞培養プロトコールの自動化に基づいた培地の自動交換による自動継代培養などの技術」が紹介されました。さらに、これらの技術を用いて、細胞培養で課題となっている再現性や無菌性などが解決できるように設計された細胞自動培養装置Alpaca™の紹介もありました。

Cell and Gene Therapy Catapult: 細胞及び遺伝子治療製品の開発支援

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星谷英寿氏からは、細胞及び遺伝子治療産業の成長を促進するために設立されたCGT Catapultの概要が紹介されました。CGT Catapultでは、細胞及び遺伝子治療を研究開発する企業に対し、それらの企業の製品が、より安全に、より大量に、且つ低コストで製造出来るように支援しているとのことです。

<One-on-One partnering meeting>

セミナーと同時並行で今回の講演者たちと日本の再生医療関連企業との間で、31 件の個別面談が実施されました。

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セミナーと個別面談終了後はネットワーキング交流会が行われました。

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当日は製薬・バイオ等、日本国内の再生医療関連企業・団体・機関等から102 名にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
次回のRegenerative Medicine Crossroad® in Tokyo #11は、2020年2月6日(木)に開催いたします。ぜひご参加ください。

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