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イベントレポート

Oxford Evening Series Vol. 4 "Oxfordが世界をリードする起業家支援・社内ベンチャー育成プログラム"を開催(2/4)

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202124日(木)にLINK-J - Oxford University Innovation - Oxentia 共同開催プログラムとして、「Oxford Evening Series Vol. 4 "Oxfordが世界をリードする起業家支援・社内ベンチャー育成プログラム"」をライブ配信いたしました。

本イベントでは第一回「世界屈指のグローバルイノベーションエコシステムOxfordの原動力~日本とのコラボレーション拡大~」、第二回「オープンイノベーション編 - アイデアからビジネス化までサポートするスピード力を支えるエコシステムと外部連携の活性化」、第三回「Oxfordにおける最先端の知財戦略」に続く本シリーズの最終回として起業家支援・社内ベンチャー育成に焦点を充てたセッションを開催しました。

イノベーションとグローバルビジネスの発信地として知られるオックスフォードが、どのように起業家の育成を行ってきたか、それらの知見をどのように世界中の起業家に還元しているか、更には多国籍企業を含む社内ベンチャー育成制度をどのように支援しているか等について、第一回目にもご登場いただいたOxentia Development DirectorDr Tim Hartにエッセンスを解説して頂きました。
セミナー終了後には、Zoom mtg上での登壇者と参加者を交えたバーチャルネットワーキングが行われ、活発な議論が展開されました。

【登壇者】
松永 昌之 氏 (Senior Consultant, Oxentia LINK-Jサポーター)
Dr.Tim Hart (Development Director - Oxentia)
曽山 明彦 (一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン理事兼事務局長、東北大学客員特任教授、厚生労働省医療系ベンチャー振興推進会議構成員)

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【講演】

Dr. Tim Hart は「Intrapreneurship & Innovation Leadership Skills: Academia vs Corporates: Who Dares Wins」と題し、Oxfordとアストラゼネカが共同開発したCOVID-19ワクチンを例にとりながら、アカデミアにおける起業家精神と要因、そして企業との比較を説明しました。また企業内起業に成功するには、イノベーションを起こすために失敗を受け入れ、時間をかけて取り組むことに理解のある企業文化が必要であると述べました。さらに企業を構成する若い世代と経営層の世代との思考の違いに触れ、大企業における起業の問題点を指摘しています。
パネルディスカッションでは、企業内文化についてさらに深く掘り下げ、どのように企業内の文化を変えていくか、働き手のポテンシャルをいかに見出していくかといった企業内起業のソフト面を取り上げた議論が展開されました。

図2 (2).png

本セミナーの録画映像は、2022年3月までLINK-JのYouTubeチャンネルてご覧いただけます。

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