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イベントレポート

Miyaman's Venture Talk vol.8『宮田 満 氏と福島 弘明 氏で再生ベンチャーの事業拡大と上場を縦横無尽に語る。』(4/12)

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2024412日(金)、LINK-Jは宮田満氏と「Miyaman's Venture Talk」シリーズをオンラインにて開催しました。

第8回となる今回は、株式会社ケイファーマ 代表取締役社長&CEO 福島 弘明 氏をお招きし、現在の事業内容や新たなチャレンジなど、次世代のバイオ産業を担うプレイヤーの方への熱いメッセージを頂きました。当日は304名の方にご参加いただき、多数のご質問とご視聴、誠にありがとうございました。 LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。是非ご覧ください。

LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。是非ご覧ください。

慶應義塾大学スタートアップ「ケイファーマ」の現状と展望
〜iPS細胞を活用した創薬と再生医療の二刀流〜    

2007年、京都大学山中伸弥教授により発明されたヒトiPS細胞によって、失われた機能を回復させる細胞移植治療(再生医療)と疾患特異的iPS細胞を活用した創薬(iPS創薬)への応用が期待され、いずれにおいてもいくつかの臨床試験が行われており、実用化に向けた対応が粛々と進んでいます。

慶應義塾大学では、iPS創薬で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に有効な治療薬候補「ロピニロール塩酸塩」を発見し、既にALS患者を対象とする臨床試験(Ph1/2)を完了、安全性、忍容性および有効性を確認しています。ケイファーマでは、実用化に向け事業を展開しています。前頭側頭認知症等の神経難病や加齢性難聴等のiPS創薬も進めております。

一方、再生医療においては、慶應義塾大学主導で、亜急性期脊髄損傷を対象に、医師主導臨床試験が進行しており、その結果を踏まえ、ケイファーマで治験を担い、実用化に向けた事業を展開していきます。また、慢性期脊髄損傷、慢性期脳梗塞、慢性期外傷性脳損傷等の再生医療への展開に向け、共同研究を進めています。

今回のイベントでは、iPS細胞を活用したiPS創薬と再生医療の実用化に向けたケイファーマの二刀流事業の進捗を踏まえ、今後の展開についても発表したいと思います。また日本経済の成長戦略につながるスタートアップ環境や成長支援の課題や解決策についても、宮田様と共有できればと考えております。

ご参加いただいた皆様からは「実際に再生医療領域で活動されている方の生の情報が伺えて、ためになりました。」「ンチャーの医薬品開発のリアルなお話を聴くことができて勉強になりました。」「大手製薬メーカーからベンチャー企業への転職に関する諸々の実体験を共有いただき大変参考になりました。」など多くの感想を頂きました。

引き続きMiyaman's Venture Talk シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。

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