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【2021SCOOP 採択チーム紹介】I-to-島プロジェクト

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I-to-島 プロジェクト

項目 内容
チーム概要     I-to-島 プロジェクトは「医療者と島民をつなぐ」をスローガンに、離島医療に従事する医療従事者と離島で暮らす島民の実際の声を聞き、研究活動や各種媒体での発信を通じて議論を活発化させることで、未来の離島医療のあり方を島民・医療者双方の目線で模索していきます。
※プロジェクト名 I-to-島 には「Islands to 島 (島から島へ)」「愛しい島」の二つの意味がかけられています。
目的     離島地域においては、救急医療や小児・産婦医療が手薄であること、高度医療機関への通院には経済的・身体的な負担が伴うこと、日々の生活に忙しく自らの健康に気を遣う余裕がないことなど様々な課題が山積しています。そこで働く医療従事者もまた、地域住民との信頼関係の構築や自身のスキルアップに不安を感じている現状があります。この相互理解を促し、より良い医師・患者関係を築く一助となること、また、問題提起を通じて島の医療に関する課題が持続的に議論されるようなきっかけ作りができればと考えています。同時に離島・へき地地域における遠隔診療の可能性についても調査したいと考えています。
実施内容     ① 島民との交流・インタビュー調査
徳之島や下甑島といった鹿児島県の離島に赴き、医療機関を訪問したり町の集まりに顔を出したりすることで、島民とふれ合い、地域での暮らしについて伺うとともに、島の医療で困っていること・期待することは何か調査する。
② 医療者・島民を対象としたアンケート調査
医療者・島民のそれぞれに医療における困難や遠隔診療の可能性についての簡単なアンケート調査を行い、結果を解析しまとめて発信することで、さらなる議論を喚起する。また、医療系学生に離島医療について知ってもらうきっかけとする。
今後の課題    ・来春から就職し社会人となるメンバーも多い中で、持続的に活動を続けていける体制作りをする
・先行研究等を参照し目新しく、かつ到達可能な調査テーマを見つける
・企画の趣旨に賛同し、協力していただける地元の方を見つける
・実際に島に赴いた際、医療系学生としてのバリューをどう出していけるのかを考える
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