Menu

SANDBOX

【2021SCOOP 採択チーム紹介】WAKAZO

  • twitter
  • Facebook
  • LINE

WAKAZO

項目 内容
チーム概要     私たちの過ごす未来社会は、私たちの手で創りたい。
次世代を担う「若」者が「造」る未来のデザイン、という意味でチーム名を名づけました。
私たちはコロナ禍を経験して、データの利活用がいのちを守ることに非常に重要な役割を果たすことに気付きました。例えば、台湾政府はマスクの残数をデータを活用して公開し、柔軟に運用することで感染者数を抑えることに成功していました。ヘルスケアデータが取得され利活用されることで、人のいのちを守ることができると考えた私たちが、今守ることのできないいのちを守り合うことを実現します。
目的     私たちは、献血のように「誰かのいのちを守りたい」という想いから「ヘルスケアデータ」を提供することで、誰もがいのちを守ることに貢献できる未来を目指しています。
ヘルスケアデータは、健康の程度や裕福かどうかに関係なく、誰もが持ちうるものであり、蓄積が進むにつれて価値が上がり、いのちを守ることにつながります。
近年、健康アプリやウェアラブルデバイスの開発が進んだことで、臨床試験のような実験的環境ではなく、日常診療や日常生活の環境で健康予防系のリアルワールドデータの取得が可能となりました。健康予防系リアルワールドデータとは社会生活者が日常生活を送る中で生成される健康関連のデジタルデータの総称であり、生活習慣病予防等の活用が期待されています。
しかし、私たちは今データを提供したいと思うきっかけもなく、またたとえデータの有用性がわかったとしても、身近に私たちのデータでいのちを守ることが可能な方法もありません。
そこで私たちは、「誰かのために」という想いからデータを提供する行為を、親切を未来に送る、という意味で「inochiのペイフォワード」と名付け、未来社会への実装を目指しています。そのためにこれから2つのプロジェクトを行おうと思います。
実施内容     以下2つの活動によって、これからますます活用が期待される、誰もが持つヘルスケアデータの在り方を、作る第一歩としたいと考えています。
1. 「inochiのペイフォワード」の動画をつくり、視聴前後でのデータに対する考え方・どのような分野ならデータの提供を行いたいと思うかを調査する
2. 日本や海外の若者とともに、ヘルスケアデータや「inochiのペイフォワード」に関するディスカッションを行い、どのようにしたら行動変容を促せるかの熟議を行う
今後の課題    データを提供して、いのちを守るという概念を広げていく
そしてその体験を、できる機会を作っていく
pagetop