近年、診断や臨床経過の予測、治療の最適化など個別化医療の鍵として、重要度を増しているのが生体内指標「バイオマーカー」の探索です。これに伴い、膨大な医療データから有用な因子を短時間で高精度に検出する手段としてAI技術の活用が進んでいます。
本座談会では、医療・医薬分野における高度な解析を支援する日立の独自説明可能AI「B3」*を研究開発・進化させ続けている日立製作所のメンバーが、その「B3」を活用してCOVID-19の重症化予測モデルを構築した東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム解析センター長・教授の井元 清哉先生と、慶應義塾大学医学部 感染症学教室・教授の南宮 湖先生をお招きし、臨床とAI技術の協働によって得られた知見や、医療の研究現場でのAI技術の有用性、さらには今後の展望について語り合いました。
* B3:Black Box Breaker
- ■データを収集しCOVID-19重症化メカニズムの解明に挑む
- ■臨床現場では予測精度の高さに加え、“根拠の説明”が必須
- ■医師たちの議論を白熱させた“臨床の感覚”に合ったAI
- ■データドリブンだから見えてくる、仮説を超えた気づき
- ■「B3」は、臨床データを使いこなし医療研究を飛躍させる

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インダストリアルAIビジネスユニット
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