2020年夏、新型コロナ感染症の感染が世界規模で広がっている中、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を推進する内閣府ムーンショット型研究開発制度がスタートしました。現在、我々はこれまでに経験したことのない難題に直面しています。基礎科学とそれを社会実装する応用技術の研究の推進と予期せぬ課題に直面した際にどのようなシステムや制度を施行すべきかを迅速に議論し、実行することの重要性を痛感しています。さらに、将来に現出すると予想される由々しき社会課題の解決に向けた取り組みを文理の学術領域を越え、産学官の連携と協力を弾みにして展開することや世界を牽引するアントレプレナーシップを有した人材の育成やテックベンチャーの創出を後押しする必要があると考えています。
本シンポジウムでは、第一部において、超高齢化社会、食糧危機、環境破壊などの課題に取り組むムーンショットプロジェクトのリーダーが研究やその社会実装やベンチャー創出への夢を語り、第二部では、プロジェクトのキイパーソンがパネリストとなって、総合知を活用した研究に取り組む意気込みを語り、議論します。今回、紹介するプロジェクトは、東京女子医科大学・早稲田大学連携 先端生命医科学研究教育施設(TWIns)において展開しているプロジェクトです。皆さんのご参加をお待ち申し上げます。
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ムーンショット_220221_0125V3.pdf日時:2022年2月21日(月)18:00-20:30
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プログラム
時間 | 内容 |
18:00 | 開会挨拶 笠原 博徳 早稲田大学副総長/LINK-J運営諮問委員/GTIE共同総括責任者 |
18:05 | 挨拶 黒田 有彩 内閣府ムーンショット・アンバサダー |
18:10 | 第一部 講演 「ムーンショットリーダーが語るプロジェクトで目指す夢」 【講演者】 菅野 重樹 「一人に一台一生寄り添うスマートロボット」プロジェクトマネージャー/早稲田大学理工学術院 教授 竹山 春子 「土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築」 プロジェクトマネージャー/早稲田大学理工学術院 教授 由良 敬 「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」 プロジェクトマネージャー/お茶の水女子大学 教授/早稲田大学理工学術院 教授 清水 達也 「藻類と動物細胞を用いたサーキュラーセルカルチャーによるバイオエコノミカルな培養食料生産システム」 プロジェクトマネージャー/東京女子医科大学先端生命医科学研究所 所長・教授 【モデレーター】 樋原 伸彦 「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」 プロジェクトメンバー/早稲田大学ビジネススクール 准教授/LINK-J サポーター |
19:20 | 休憩 |
19:25 | 第二部 パネルディスカション 「社会課題を総合知で解決する」 【パネリスト】 村垣 善浩 「一人に一台一生寄り添うスマートロボット」 副プロジェクトマネージャー/東京女子医科大学 教授 下川 哲 「土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築」 プロジェクトグループリーダー/早稲田大学政治経済学術院 准教授 鈴木 丈詞 「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」 プロジェクトPI/東京農工大学大学院農学研究院 准教授 坂口 勝久 「藻類と動物細胞を用いたサーキュラーセルカルチャーによるバイオエコノミカルな培養食料生産システム」 プロジェクトメンバー/早稲田大学大学院 先進理工学研究科 生命理工学専攻 准教授 【モデレーター】 朝日 透 「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」 副プロジェクトマネージャー/早稲田大学理工学術院 教授 |
20:20 | コメント 黒田 有彩 内閣府ムーンショット・アンバサダー |
20:25 | 閉会挨拶 三枝 寛 LINK-J 事務局長 |
*総合司会 片岡 孝介 「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」 プロジェクト事務局長代行/早稲田大学グローバル科学知融合研究所 研究院講師
登壇者
オンライン参加の免責事項
※必ずお読みください。お申込みを頂いた時点で、免責事項に同意したとみなします。
- ZOOMの使用方法・操作方法については、本イベントではサポートできません。
- ZOOMの使用は、パソコンの場合はカメラ、マイク機能がついたもの、スマートフォンの場合はGoogleplayやAppstoreなどから事前にアプリのインストールが必要です。(インストールや使用は無料ですが、別途インターネット回線が必要です。)
- ZOOMインストールなどを起因とするPCトラブルなどは保証しかねますので、自己責任のもとご使用ください。
- 各種アプリは最新版にアップデートしてからご利用ください。
- 配信URLを他の方に知らせたり、SNSなどで公開したりしないようお願いします。
- 回線・機器の状況によっては通信が不安定になったり、それを原因とした映像等の不具合が発生したりする可能性がございます。
- 予期せずネット環境が乱れる可能性がございます。予めご了承ください。
- 本イベントの様子は、後日、YOUTUBEにより配信することを考えています。
- 写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
- 本イベントの録画・録音はご遠慮ください。後日、概要など報告する予定です。
- プライバシー保護の観点から、無断に画面をスクリーンショットや撮影等をすることはご遠慮ください。
イベントについてのお願い
イベントの参加申し込みは先着順となりますので、お早目にお申込みいただきますよう、ご注意ください。
記録・広報などを目的として、イベントの様子を写真や動画で撮影する場合があります。あらかじめご了承ください。
内容等は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。
参加費
無料(事前申し込み制)
主催
東京女子医科大学・早稲田大学連携 先端生命医科学研究教育施設(TWIns)
共催
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)、内閣府ムーンショット型研究開発制度目標3「一人に一台一生寄り添うスマートロボット」プロジェクト/目標5「循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム」/目標5「昆虫利用型食料生産コンソーシアム」/目標5「サーキュラーセルカルチャーコンソーシアム」、早稲田大学グローバル科学知融合研究所、東京女子医科大学先端生命医科学研究所、規範科学総合研究所、早稲田大学イノベーションファイナンス国際研究所、早稲田大学先進生命動態研究所、Beyond 2020 NEXT Project
協賛
次世代ロボット研究機構、Greater Tokyo Innovation Ecosystem (GTIE)、Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs(T-UNITE)
お問い合わせ先
E-mail:contact@link-j.org