レギュラトリーサイエンスという概念は、必ずしも医薬品や医療機器・再生医療等製品に関する規制内容、あるいは審査承認機関による審査・承認上の知見あるいはプロセスそのものに限定されるものではなく、未病やヘルスケアはもちろん、健康・医療とは全く異なる領域を含めて、製品やサービスに対する科学的な評価を要するあらゆる技術領域に適用可能な非常に広義な概念です。
本公開講座ではこうした基本的な理解に立ちつつ、講座の初回となる第1回ではまずレギュラトリーサイエンスの目的について確認します。スピーカーによる基調講演を踏まえつつ、そもそもレギュラトリーサイエンスは何のために必要とされるようになったのか、また規制をめぐる各種のルールが研究開発やビジネスにとってどのような位置づけにあるのかについて整理します。また、パネルディスカッションでは、本講座のテーマである「今なぜレギュラトリーサイエンスか」をテーマにレギュラトリーサイエンスをめぐる諸課題について様々な論点を提示します。
本公開講座ではこうした基本的な理解に立ちつつ、講座の初回となる第1回ではまずレギュラトリーサイエンスの目的について確認します。スピーカーによる基調講演を踏まえつつ、そもそもレギュラトリーサイエンスは何のために必要とされるようになったのか、また規制をめぐる各種のルールが研究開発やビジネスにとってどのような位置づけにあるのかについて整理します。また、パネルディスカッションでは、本講座のテーマである「今なぜレギュラトリーサイエンスか」をテーマにレギュラトリーサイエンスをめぐる諸課題について様々な論点を提示します。
プログラム
時間 | 内容 |
17:30 - 17:35 | Opening Remarks 鄭 雄一 神奈川県立保健福祉大学 副学長兼ヘルスイノベーション研究科長 |
17:35 - 18:05 | Keynote1 岸本 充生 大阪大学社会技術共創研究センター長、同データビリティフロンティア機構教授 「レギュラトリーサイエンスがなぜ必要となったのかをあらためて問う(仮)」 |
18:05 - 18:35 | Keynote2 加納 信吾 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授 「ルール組成のイニシアティブ競争と日本の課題(仮)」 |
18:35 - 19:05 | Panel discussion テーマ:「いま、あらためて RS を考える」 モデレータ:昌子 久仁子 ヘルスイノベ―ション研究科 教授 黒河 昭雄 イノベ―ション政策研究センター 研究員パネリスト: 岸本 充生 加納 信吾 昌子 久仁子 Q&A |
19:05 - 19:10 | Closing Remarks 昌子 久仁子 神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科 副研究科長 教授 |
対象者
ヘルスイノベーションに関心がある方、製薬・医療機器・再生医療関連企業、ヘルスケア企業、ライフサイエンスベンチャー、行政機関、大学・研究機関における研究者等
参加費
無料
主催
主催:神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(SHI)
共催:神奈川県立保健福祉大学イノベーション政策研究センター(CIP)
協力:LINK-J
お問い合わせ先
公立大学法人 神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科(SHI)
〒210-0821 神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-10
Research Gate Building TONOMACHI 2-A棟 2・3階
TEL: 044-589-8100/FAX: 044-589-8188
Email: health-innovation@kuhs.ac.jp