東京大学大学院工学系研究科 社会連携・産学協創推進室主催のイベントを開催します。
細胞工学におけるマイクロ・ナノ技術の貢献は多岐にわたり、細胞の分離・選別、精密な培養環境の構築、細胞内操作、そして高感度な細胞機能解析という形で、基礎研究から臨床応用までを大きく進展させています。これらの技術は、再生医療における高品質な細胞製品の製造、個別化医療に向けた疾患モデルの構築、そして高効率な創薬スクリーニングなど、未来の医療とバイオ産業を牽引する基盤技術として、さらなる発展が期待されています。
第1部講演会では、東京大学の工学系研究部門において医療・へルスケア領域や食品科学領域への応用・社会実装を目指して研究開発を進めているマイクロ・ナノ技術を紹介します。
さらに、第2部意見交換会では参加者の皆様と研究者とで、これらの技術の応用や社会実装に向けた意見交換を実施させていただきたいと考えておりますので、講演会、意見交換会双方へのご参加をお待ち申しあげます。
日時: 2025年9月25日(木)第1部:講演会 14:30~17:00(14:00開場)、第2部:意見交換会 17:15~18:30(軽飲食あり)
東京大学 本郷キャンパス 工学部5号館4階 441多目的スペース(オンサイトのみ)
東京大学 本郷キャンパスのキャンパスマップは、上部のPDFを参照ください。
(外部サイトが開きます)
申込締切
プログラム
14:00 開場
14:30 基調講演「生体と同じ応答をするビトロ臓器は構築可能か?」
東京大学大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 酒井 康行 教授
15:00 講演1 「高収率細胞融合デバイスを核とした細胞改変・製造法の開発」
東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻 小穴 英廣 准教授
15:20 講演2 「臨床・産業応用に向けた細胞工学:疾患モデリングと長期保存」
東京大学大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 西川 昌輝 准教授
15:40 <<<休憩>>>
16:00 講演3 「三次元人工組織創出に向けたバイオハイブリッド技術の開発」
東京大学大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 聶 銘昊 (ニエ ミンハオ)講師
16:20 講演4 「医療応用するエクソソームの調製法」
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 瀬尾 尚宏 特任准教授
16:40 講演5 「双性イオンポリマーナノゲルを用いた細胞治療」
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 高井 まどか 教授
17:15 質疑応答+意見交換会(軽飲食あり)
対象者
企業の研究者、事業を検討されている方、アカデミアの研究者
参加費
無料
定員
60名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。
主催
東京大学大学院工学系研究科 社会連携・産学協創推進室
お問い合わせ先
東京大学大学院工学系研究科 社会連携・産学協創推進室 cerpo@t-adm.t.u-tokyo.ac.jp