今もなお続く新型コロナウイルス感染拡大は、世界中の社会システム、我々の生活に甚大な影響を及ぼしました。医薬品等の開発、ライフサイクルマネジメントにおいて、今まで経験しなかったような様々な制約をもたらし、グローバルレベルで課題に直面しています。一方で、これまで議論がなかなか進まなかった、テレワーク、リモート監査、遠隔医療を含む新しい臨床試験モデル、デジタルトランスフォーメーション等、今まで当たり前でなかったことがコロナ禍での発想の転換や原点に返って本当に必要なことを見直すことで、速やかに実施にいたったことも多くありました。
この未曽有の世界的感染拡大の状況に対応するためには、自国のみではなく、国際連携を強力に推進し産官学の垣根を越えて協力することが非常に重要です。迅速な医薬品・ワクチン等の開発のためには規制上の意思決定における機敏性が必要であり、臨床試験プロトコールやデータの開示等透明性の充実、迅速に承認された医薬品・ワクチン等においては、市販後安全性監視、情報提供、リスクコミュニケーションがより一層重要となってきます。また、慣例的に運用されがちな品質基準やその確保の手法など、あらためて見直すこととなり、これはチャレンジである一方、今後に向けたまたとない好機会かもしれません。今こそ、世界中の患者のために、コロナ禍で得た経験をもとに,更に進化した医薬品等の開発、ライフサイクルマネジメントに繋げていくべきではないでしょうか。
第18回日本年会では、“New Challenges, New Solutions” ~世界中の人々と一緒に乗り越えるために~をテーマに掲げ、産・官・学・患者・家族を含めた各ステークホルダーが新型コロナウイルスの世界的感染拡大で、進化を遂げたこと、学んだこと、更に議論を深めることを整理し、振り返り、次のステージに向かう機会を提供したいと考えています。
本年も、新型コロナウイルス感染拡大の状況を考慮し、Web開催といたします。講演形式は以下の2種類を予定しています。
◆ライブ配信:各セッションの開催日時に、事前録画又はライブで講演(及びライブでのパネルディスカッション)を行います。
原則、当日のライブ映像は録画し、11月末まで視聴可能です。
◆録画配信:事前録画された講演(及びパネルディスカッション)を配信します。録画は年会開催初日から11月末まで視聴可能です。
Web開催ですので、どこからでも参加頂けます。是非、皆さまのご参加をお待ちしております。
*超早期割引(8月24日まで)
*早期割引(8月25日から10月4日まで)
*学生価格、お申込み時点で35歳以下の方向けの若手割引がございます。
産官学、どちらのご所属の方も奮ってお申し込みください!!
プログラム
参加費
※フライヤーをご参照ください
定員
※特になし(一部プログラムを除く)
主催
主催:一般社団法人 ディー・アイ・エー・ジャパン
後援予定:厚生労働省/独立行政法人 医薬品医療機器総合機構/国立研究開発法人 日本医療研究開発機構/日本製薬工業協会/欧州製薬団体連合会/日本PDA製薬学会/国際製薬技術協会(ISPE)
お問い合わせ先
TEL:03-6214-0574
FAX:03-3278-1313
HP: www.diajapan.org