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メディカル・ヘルスケア事業創出講座「これからの医療を考えるために:医療とアートから見る人間とAI」

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メディカル・ヘルスケア事業創出講座「これからの医療を考えるために:医療とアートから見る人間とAI」

本講座は、メディカル領域とヘルスケア領域の架け橋となり、新規事業創出に寄与するため企画しています。
今回は、医療側からの眼差しについて触れ、AIに期待することや価値について考える機会とします。そして、これからの時代のヘルスケアや医療のために持っておきたい考えと社会実装に向けてのデザインについて、わかりやすく解説します。第1回では医療機器とAIの変遷、人間の行動とアート思考について紹介し、レギュレーションへの対応も考える講座でした(開催内容詳細は、コチラをご参照ください)。前回に引き続き、吉川 典子先生をコーディネーターに、講師として加藤 浩晃先生、鎮西 清行先生に登壇いただきます。
AI
を活用した医療やヘルスケアの製品・サービスの事業を展開されている方、検討されている方は必聴の講座です。ぜひご参加ください。

日時2023年4月25日(火)13:30~17:00

会場
オンライン(Zoomウェビナー)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

応募締め切り:2023年4月24日(月)

プログラム

1部 医療機器の変遷とAIの関わり

1.「遠隔医療・医療AI のデジタルヘルスへの社会実装について」
   加藤 浩晃 氏 (医師/デジタルハリウッド大学大学院 特任教授)
ヘルスケアビジネスに関して薬事やビジネスモデルの研究、手術器具や遠隔医療サービスの開発、またオンライン診療や治療用アプリの新医療機器による AI 医療機器の開発について解説します。

2.「医療のデザインとAI のこれから」
   吉川 典子 氏 (NPO医工連携推進機構 コーディネーター/ 客員研究員)
医療機器は常に進化をしています。その中でAI がどのように取り入れられてきたかを紹介し、AI の活用とは何かを様々な角度から解説します。ヘルスケアや医療に役に立つようにAIを活用するにはコンセプトメイクが大変重要です。コンセプトの持つ意味についてわかりやすく解説したあと、人間の行動の理解とアート思考について紹介し、研究開発から社会実装の一助となるようにします。

2部 医療機器のコンセプト・人間領域の理解とアート思考

3.「AI 時代の医工連携」
   鎮西 清行 氏 (産業技術総合研究所 健康医工学研究部門 副研究部門長)
AI技術の拡がりが、医工連携の形を変える可能性を感じています。医師がDIY的にプロトタイプ開発からPoC (proof of concept) まで達成してしまうことが増える、「医師主導開発」と言えます。技術者・工学者が研究開発を通して試作機を提供し、医師がそれを使ってPoC樹立、臨床評価を行うという従来的な医工連携とは役割分担が変質しています。PoCの後に製品開発が来るのも従来とは逆です。既に医師自身による起業の成功例も相次いでいます。これを可能にしたのが AI 技術の発展と普及にありそうです。今回は、医師主導開発による AI技術を応用した医療機器プログラム(SaMD)開発で留意すべき点と、企業や技術者・工学者はどんな役割が期待されるのかを述べます。

4.「医療とアートから見る人間とAI
   吉川 典子 氏 NPO 医工連携推進機構 コーディネーター/ 客員研究員)

講師プロフィール

加藤 浩晃 氏(デジタルハリウッド大学大学院 特任教授)
医師、MBA、元厚生労働省室長補佐。遠隔医療や医療AIなどのデジタルヘルスの社会実装の専門家。ヘルスケアビジネスに関して薬事やビジネスモデルの研究をしている。浜松医科大学医学部卒業後、眼科専門医として1500件以上の手術を執刀、手術器具や遠隔医療サービスを開発する。2016年厚生労働省に入省し、臨床研究法の制定やベンチャー支援政策を行う。退官後、オンライン診療や治療用アプリの事業開発に従事。2017年よりデジタルハリウッド大学大学院客員教授を務めつつ、AI医療機器開発のアイリスを共同創業し取締役副社長CSO。日本で初めて、新医療機器によるAI医療機器を開発した。現在、厚生労働省医療ベンチャー支援(MEDISO)アドバイザー、経済産業省Healthcare Innovation Hub アドバイザー、経済産業省J-Startup推薦委員の他、東京医科歯科大学臨床教授や日本医療ベンチャー協会理事なども務める。

吉川 典子 氏NPO 医工連携推進機構 コーディネーター/ 客員研究員)
大阪大学大学院薬学研究科博士前期課程にて生物学的人工肝臓をテーマに研究を行った後、製薬会社に入社し、開発企画実務を経験。
兵庫県庁薬務課を皮切りに、保健衛生行政に携わる。政策研究などの経験も多い。
医療機器センター調査部 (PMDAの前身) にて、審査行政に関与。先端医療振興財団にて、振興業務に従事の後、神戸大学大学院医学研究科にて、医療スタッフの目線とともにプロジェクト支援を実施。
現在、各地の支援機関のサポートと、新規性の高いプロジェクトの事業化支援を進めている。医療のデザインに関しても、鋭意活動を進めており、民俗学的なアプローチも実践中である。

鎮西 清行 氏 (産業技術総合研究所 健康医工学研究部門 副研究部門長)
1993年東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。同年通産省工業技術院機械技術研究所に入所。ハーバード大学医学校Brigham and Women's病院Surgical Planning LaboratoryMRI対応手術ロボットプロジェクトのリーダー、医薬品医療機器総合機構(PMDA)医療機器審査部主任審査員を経て、2005年から東京電機大学連携大学院教授(現職)。2015年から産総研 健康工学研究部会 副研究部門長(現職)。
生体医工学、特に手術ロボット技術、生体力学、コンピュータービジョン、医療機器レギュラトリーサイエンスを専門とする。長年コンピュータ外科分野で活躍、近年はNEDOインテリジェント手術機器プロジェクトを推進し、産学官連携の国内医療機器産業の発展と振興にも深く携わる。汎用パソコンを利用して内視鏡画像処理などを行う医療機器用ソフトウエアを開発するためのソフトウエア開発キット「SCCToolKit」(Small Computings for Clinicals ToolKit)を開発、オープンソース公開。

参加費

5,000円(税込)

定員

100名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。

主催

主催:株式会社COPELコンサルティング
後援:神戸リサーチコンプレックス

お問い合わせ先

株式会社COPELコンサルティング メディカル講座運営事務局 e-mail:event@copelcs.jp

日時2023年4月25日(火)13:30~17:00

会場
オンライン(Zoomウェビナー)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

応募締め切り:2023年4月24日(月)

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