LINK-Jは、2024年10月19日(土)、日本橋ライフサイエンスハブおよびオンラインにて、LINK-Jアカデミア発メドテックイノベーター発掘プログラム Premium Networking Dayを開催しました。
「LINK-Jアカデミア発メドテックピッチコンテスト」の後続イベントとして3年目となるアクセラレーションプログラムになります。



本イベントは、メドテック(医療機器、デジタルヘルス、ヘルスケアサービス等)領域での事業化を検討している、もしくは事業化したばかりの研究者や医師への支援の場として、LINK-J会員アカデミアから推薦を受けることを参加条件として(一部公募)、アクセラレーターやベンチャーキャピタル、事業会社との出会いを促進することを目的としたプログラムです。(プログラムの詳細はこちら )
LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。
ご興味がございましたら是非ご覧ください。
近年、ライフサイエンスエコシステムが徐々に構築され、各種アクセラレーションプログラムも充実してまいりました。しかしながら、既存プログラムに参加する手前の段階にあるスタートアップや、未だ世で認知されていないアカデミアの優れたシーズも数多く存在します。そのような潜在的スタートアップの裾野、活躍できる可能性を広げるべきだと考え、その一助となるため企画しました。
プログラムでは、起業やピッチに関する基礎知識を学ぶ「スキルアップセミナー」・Networking Day・メンタリングの機会が提供されます。
今回開催したPremium Networking Dayでは、LINK-J会員アカデミアから推薦を受けた、もしくは公募にてご応募いただいた13チームが発表を行いました。(登壇企業一覧はこちら )
ピッチの前には昨年選出チームの大阪大学 Cool Flashの金田 恵理 氏より、事業概要のほか昨年プログラムに参加した経験を中心に実体験を交えてご講演いただきました。

事前の書類審査と当日のピッチ審査を踏まえまして6チームが選出され、VentEase株式会社が優勝しました。
- 第1位 「VentEase株式会社」人工呼吸器患者を救う神経刺激デバイスの開発 大阪大学推薦
- 第2位 「東北大学 医学系研究科」脂質関連物質に着目した 自閉症診断補助キットの開発及び事業化の検証 東北大学推薦
- 入賞 「Almaprism Inc.」 小児ADHDを対象にしたビデオゲーム医療機器開発 京都大学推薦
- 入賞 「長崎遺伝子工作所」 Ebibody 甲殻類抗体様蛋白質Dscamを用いた診断薬・治療薬の開発 長崎大学推薦
- 入賞 「てくテクソナー」超音波による脳機能イメージング技術を用いた乳幼児の早期検査、モニタリング機器の開発 産業技術総合研究所推薦
- 入賞 「東北大学 松本拓朗」AI診断機能を搭載した自動細隙灯顕微鏡の開発及び医療現場での実装 東北大学推薦
(※入賞チームは登壇順) - オーディエンス賞「VentEase株式会社」人工呼吸器患者を救う神経刺激デバイスの開発 大阪大学推薦

これらの6チームにはLINK-Jネットワークを活かしたメンタリングの機会が提供されます。本プログラムは来年以降も継続予定です。詳細はイベントページでのお知らせをお待ちください。