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イベントレポート

「OIST/沖縄が創るイノベーション - OISTの最新研究とOIST発ベンチャー -」を開催(11/27)

2024年11月27日(水)、学校法人沖縄科学技術大学院大学(OIST)とLINK-Jは「革新的な基礎研究から社会実装への架け橋 ~OIST Innovationの挑戦~」をオンサイトにて開催しました。
当日は58名の方にご参加頂きました。

主催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
共催:学校法人沖縄科学技術大学院大学(OIST)

LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。
 

Bridge to Innovation -OIST産学連携が切り拓く未来-
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は科学の新たなフロンティアを切り拓くために、70以上の国から研究者が集まり、学部を設けずに分野の垣根を超えた研究を行う大学院大学です。 OISTの産学連携機関である、「OIST Innovation」は沖縄における国際的かつ開かれた求心力の高いイノベーション拠点を目指し、学際的な研究環境を基盤とする戦略的な技術開発、産学連携、技術移転、スタートアップ支援を推進しています。
本イベントではOISTの最新研究 ・産学連携・スタートアップ支援プロジェクトを紹介します。先進的なライフサイエンス分野の研究が、どのように産業界と連携し、社会にインパクトを与えるか、OISTの具体的な事例を発表することで、参加者の皆様と産学連携の可能性について一緒に考えるきっかけになればと思います。

Opening remarks
林 幾雄 (LINK-J事業部長)

沖縄バイオコミュニティについて
座喜味 肇 氏(沖縄県商工労働部ものづくり振興課 課長)

OIST Innovationの取り組み
長嶺 安奈 氏(OIST Innovation 事業開発セクション シニアマネジャー)

講演1「潜在変数モデリングを用いたウェアラブルデバイスデータ解析の手法」
朝永 主竜珠 氏(OIST 神経計算ユニット 学生)

講演2「A new synthesized peptide, PHDP5, as a potential treatment of Alzheimer’s Disease」
チャジュン・チャン 氏(OIST 神経計算ユニット ポストドクトラルスカラー)

講演3「ExoDS-Exosome optimized drug delivery system “Revolutionizing Cancer Treatment with Exosome-Based Drug Delivery”」
アビシェク・ダッタ 氏(Exsure CEO)※2024年度OISTアクセラレータープログラム 採択チーム

対談「OIST産学連携事例紹介- MANTAプロジェクト -」
大竹 秀彦 氏(株式会社コランダム・システム・バイオロジー 代表取締役社長)
新垣 賢一朗 氏(OIST 統合オープンシステムユニット 技術員)
モデレーターとして長嶺様が参加されました。

大竹 秀彦 氏

新垣 賢一朗 氏

MANTAプロジェクトは、"Multi-omics Analysis Platform for Nobel Turing challenge* to develop AI scientists.(AI科学者開発に向けたノーベルチューリングチャレンジ*におけるマルチオミクス分析プラットフォーム)"の頭文字を取って「MANTAプロジェクト」と命名されました。本年4月から3年間で総額3億100万円の予算が充てられ、そのうちの2億3710万円は、コランダム・システム・バイオロジーが出資することになります。MANTAプロジェクト ラボはOIST内に設置され、 OIST統合オープンシステムユニットを率いる北野宏明教授(アジャンクト)が本プロジェクトの研究代表者を務めます。

Closing remarks
曽山 明彦(LINK-J常務理事)

イベント後のネットワーキング・レセプション会場は非常に盛り上がりました。
皆様、登壇者をはじめとした多くの方とお話をされており、活発なネットワーキングが行われました。

参加頂いた皆様からは「OISTについて初めて詳細に伺い、良い機会になった。」「実際の研究成果など普段触れることのない話を聞けてよかった。」「OISTの現場(研究者)を感じれてよかった。」と多くの感想が寄せられました。
最後に、登壇の皆様と記念撮影を行いました。

ご参加頂いた皆様有難うございました。

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