2023年8月2日（水）、柏の葉ライフサイエンスフロンティアで躍進するイノベーションシリーズ第4弾として、「柏の葉で実現する再生医療シーズの実用化 ～ex vivo 遺伝子治療用製品製造の課題解決を中心に～」をハイブリッド開催いたしました。（主催：LINK-J、柏の葉ライフサイエンス協議会）
LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。
（動画は一部編集をしております。）
昨年、千葉県柏市にあるライフサイエンスの新たな拠点「柏の葉スマートシティ」において、国立がん研究センター、帝人、J-TEC、三井不動産の4者は「再生医療プラットフォーム」の構築に取り組んでいます。今回のイベントでは、そのプラットフォームで再生医療等製品の事業化を加速する医療機関と関連企業の代表者が登壇し、実用化にあたっての課題やソリューションについて実例を交えて紹介していただきました。
畠賢一郎氏からはイントロダクションとして「再生医療をあたりまえの医療にするために」と題し、必要な課題などを説明いただきました。
講演名/登壇者名
講演「柏の葉プラットフォームにおける企業の役割とCDMOの取り組み ～ex vivo 遺伝子治療をはじめとした革新的医療の開発支援～
中野 貴之氏 帝人株式会社 ミッションエグゼクティブ 再生医療・埋込医療機器部門長
兼 帝人リジェネット株式会社 代表取締役社長
講演 「日本におけるプラスミド製造およびウイルスベクター製造の課題」
眞鍋 幸子氏 メディリッジ株式会社 代表取締役
講演 「TFBS Services Overview - Your Ultimate Solution for Viral Vector Manufacturing and Testing」
Tatung Yuan氏 , Ph.D.Chairman and Chief Executive Officer for TFBS
講演 「H.U.グループが提供する再生細胞治療等の開発支援～品質試験等受託サービス～」
酒井 満氏 H.U.グループホールディングス（株）R&D統括本部
講演 「柏の葉で実現するストレスのない企業と病院の協業」
久保木 恭利氏 国立がん研究センター東病院 臨床研究支援部門 研究実施管理部長 先端医療科 医長
後半の全体質疑では「台湾から見た日本の再生医療とは？」「少量多品種で稼ぐための工夫は何か？」などの質問を会場やオンラインからいただきました。 当日は約400名の方にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。次回の柏の葉ライフサイエンスフロンティアで躍進するイノベーションシリーズもぜひご参加ください。
