東京医科歯科大学(TMDU)は、医療イノベーションの創出のために、民間企業との組織対組織の連携を推進しています。また、医療系産学連携ネットワーク協議会(medU-net)は、医療イノベーションの加速に向け産学連携機能の強化・活性化に取り組むネットワーク組織です。
今回のセミナーは、medU-net の会員から推薦された大学発ベンチャー企業の経営者と、TMDUの研究者から、AIを活用した診断、測定技術の事業・研究をご紹介し、これらの技術に関心をお持ちの企業やアカデミアの皆様との連携を推進していきたいと考えています。
参加方法
本イベントにはZoomウェビナーを使用します。ウェビナーにて参加の方は、セッション中の質疑応答やアンケートにご参加いただけます。事前にpeatixにて参加登録をお済ませください。
・参加申込後の視聴ページに視聴用リンク・パスワードを掲載しておりますので、ご確認いただき、視聴時間になりましたら「チケット表示」→「イベントに参加」ボタンよりお入りください。(専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください)
ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。
プログラム
時間 | 内容 |
18:00-18:05 |
オープニング |
18:05-18:20 |
AI-ディープラーニングを活用した大学発ベンチャーが心臓病診療を変える! |
18:20-18:35 |
自宅での簡便・高速・高精度睡眠計測の実現 |
18:35-18:50 |
潰瘍性大腸炎の内視鏡画像評価と人工知能 |
18:50-19:10 |
パネルディスカッション、質疑応答 |
19:10-19:15 |
クロージング |
※内容が変更になる場合がございますがご了承ください。
登壇者
登壇者プロフィール | |
田村 雄一 株式会社カルディオインテリジェンス 代表取締役CEO、国際医療福祉大学医学部 循環器内科学 教授 慶應義塾大学医学部卒業。医学博士・日本循環器学会 循環器専門医・日本医師会認定産業医。慶應義塾病院助教を経てフランス・パリ大学に留学。帰国後は国際医療福祉大学三田病院講師・医学部准教授を経て現職。循環器専門医として難病診療に携わる中で、遠隔診療とAI診断補助の必要性に着目するようになり、高校の同級生のAI専門家と心電図の未病診断AIや説明可能AIの開発に取り組む。その研究成果を社会実装するため2019年に(株)カルディオインテリジェンスを創業し、現場で使用しやすいUIを備えた長時間心電図解析ソフトウェアSmartRobinTMを2020年に上市する。現在はソフトウェア医療機器の医療現場における実証研究を進めるとともに、AMEDのサポートを得て洞調律のリズム心電図から発作性心房細動のリスクをディープラーニング技術を用いて予測する医療機器の治験を実施している。 |
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藤原 正明 株式会社S'UIMIN 代表取締役社長 東京大学大学院で獣医学修了後、1987年に中外製薬入社。研究者としてバイオ医薬の承認申請に関わる。その後4年間同社の米国子会社でのライセンス活動などを経て、帰国後に開発品のポートフォリオ管理・事業開発業務などに従事。2000年にPwCコンサルティンング(現IBM)に入社し、プロジェクトリーダーとして、大手医薬企業におけるプロジェクトマネジメント制度の導入や業務改善プロジェクトに従事。2003年にクインタイルズKKのデータマネジメント部ディレクターに就任し、業務効率化の推進、リストラ、豪州同部門のマネジメントなどを遂行。2005年に理研発ベンチャー(株)カイオム・バイオサイエンス設立し、2011年にマザーズ市場への上場を果たす。2017年に世界的な睡眠研究者である柳沢正史と出会い、(株)S’UIMINを共同創業し、代表取締役に就任。 |
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竹中 健人 東京医科歯科大学 消化器内科 寄付講座助教 東京医科歯科大学医学部卒業、大学院にて医学博士号取得。東京医科歯科大学医学部附属病院で臨床・研究を行う。炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、小腸疾患が専門領域。ソニー株式会社との共同研究にて「潰瘍性大腸炎の内視鏡に対する人工知能評価方法」を開発中。研究成果についてはGastroenterology誌に報告し、世界中より注目されている。 |
参加費
無料(要事前登録)
主催
主催:東京医科歯科大学、medU-net、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
お問い合わせ先
E-mail:contact@link-j.org