がん領域の創薬シーズや技術のアイデアを有し、事業化を見据え自力で創薬にチャレンジしたい研究者、もしくは事業化直後で今後ご自身の創薬プログラムを推進させたい研究者を支援する目的で開催するピッチコンテストです。
今回のイベントの舞台である柏の葉エリアでは、国立がん研究センター、東京大学柏キャンパスなどから成る、国内屈指のライフサイエンスクラスターが確立されています。柏の葉に程近いつくばの地にて、グローバルファーマとしての創薬機能を有するアステラス製薬は、最近この柏の葉エリアに位置する三井不動産リンクラボ内にがん微小環境研究の拠点を開設しました※1。本コンテストは、この柏の葉-つくばにまたがる創薬エコシステムの構築と、さらなるオープンイノベーションの加速につながる、挑戦的かつ刺激的な企画となっています。
本コンテストでは、書類審査を勝ち抜いた5チームがピッチを行います。 また審査員の審査の視点、スタートアップ評価ポイント等の解説も座談会形式で行います。
ぜひみなさん会場、柏の葉までお越しください。
このような方はぜひご参加ください!
・がん分野の研究者の方
・アカデミア発シーズを探索している方
・スタートアップに関心がお有りの方
・シーズ事業化を模索している方
・起業を検討している方
・VC、製薬企業、臨床専門家と交流を持ちたい方
・VC、製薬企業、臨床専門家がスタートアップ・ピッチを評価するポイントを知りたい方
※1 アステラス製薬 最先端の空間バイオロジーを駆使したがん微小環境研究のオープンイノベーション拠点を三井不動産「三井リンクラボ柏の葉1」内に設置 https://www.astellas.com/jp/news/28106
日時:2024年3月22日(金)13:00-16:00頃(12:45開場)
(外部サイトが開きます)
プログラム
時間 | 内容 |
13:00 | Opening Remarks 志鷹 義嗣(アステラス製薬株式会社 専務担当役員 研究担当) |
13:15 | 講演 国立がん研究センター 先端医療開発センター センター長 土井 俊彦 |
13:30 |
ファイナリストピッチ ピッチ最大10分+質疑応答最大10分×5チーム 登壇者は下段参照 |
15:10 | 柏の葉、つくばエリアにおけるオープンイノベーションの取り組み紹介 アステラス製薬株式会社 創薬アクセレレーター創薬アイディエーショングループ グループリーダー 野沢 敬 三井不動産株式会社フェロー (ライフサイエンス担当)/LINK-J 常務理事 三枝 寛 |
15:30 | 審査員による座談会:審査の視点、スタートアップ評価ポイント等の解説 |
15:50 | 結果発表・表彰式 |
15:55 | Closing Remarks 高橋 俊一(LINK-J事務局長) |
16:00 | 閉会 |
16:00-16:30 | 名刺交換会(現地のみ) |
※プログラムについては変更の可能性もございます。
登壇チーム・プロジェクト(ランダム登壇順)
株式会社アンチキャンサーテクノロジズ
研究代表者:東京医科⻭科⼤学・特別栄誉教授 中⼭ 敬⼀
株式会社 SCM バイオメディカ
代表取締役 田中 義正
チーム名:Safe T
研究代表者名:国立がん研究センター先端医療開発センター免疫療法開発分野 中面 哲也
東京核酸合成株式会社
代表取締役 松井 雅章
国立大学法人東京大学 定量生命科学研究所 特任助教
研究開発代表者 林 寛敦
優勝賞品
- 研究奨励金(アステラス製薬による提供) : 1000万円
- 研究環境の提供 :
1)アステラス創薬研究開発専門家およびがん臨床治験・トランスレーショナル研究専門家などによる定期的なメンタリングを実施(2年間)
2)ラボ無償利用(1年間)※アステラスつくば研究センター内のシェアラボ SakuLab-Tsukubaの1ベンチ、または三井リンクラボ柏の葉内シェアラボの1ベンチ
3)LINK-J 2024年度 特別会員資格:詳細はこちらをご参照ください。
4)アステラス柏の葉TME iLabにおける最先端の空間解析機器(CosMx、Visium)の使用(実験に関する費用は優勝者負担)。※使用するか否かは優勝者の任意となります。
※ラボ無償利用(1年間)について
優勝者には、アステラスSakuLab-Tsukubaあるいは三井リンクラボ柏の葉内シェアラボへの入居にあたり、別途契約を締結していただきます。要望があれば、ラボの見学を実施します。契約締結後、速やかに研究を開始していただきます。
審査員
アステラス製薬株式会社 イムノオンコロジー部門 部門長 守屋 隆一 氏 北海道大学大学院薬学研究科修了後、2000年に万有製薬㈱(現MSD)に入社。研究部門にて創薬研究に従事し、新規創薬標的の探索から開発候補品の創出に携わる。2009年アステラス製薬(株)に入社。つくば研究所にて抗体創薬、米国子会社Agensys社にてAntibody Drug Conjugate研究に従事。2016年から研究戦略部門にて研究組織の設計や創薬研究プロセスの立案に関わった後、2018年から4年間、ターゲティング医薬研究室室長として抗体、遺伝子治療、細胞治療の社内PJに携わるとともに、複数のUS・UKバイオテックとの共同研究をリード。細胞治療の品質、プロセスおよび戦略を担当するPrimary Focus Modality Leadを経て、2023年10月よりイムノオンコロジー部門 部門長。薬学博士。 |
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アステラス製薬株式会社 創薬アクセレレーター部門長 増永 太郎 氏 入社後、研究員として免疫分野(アレルギー、自己免疫、移植領域)での創薬研究に従事。米国への出向を3度経験、シカゴでは移植領域での研究マネジメント、西海岸ベイエリアでは米国のベンチャー投資・提携探索によるアカデミアやバイオテックとのネットワーク構築、ボストン・ケンブリッジでは新規研究組織の立ち上げを行う。USバイオテックのNew Co立ち上げ、提携、共同研究、買収、PMIに関わることで、ライフサイエンスエコシステムでのAgileな創薬に感銘を受ける。全社戦略部の科学戦略グループリーダー、研究本部の戦略部長を歴任し、2021年10月より現職。研究組織にUSバイオテックの仕組みを導入したベンチャーユニットを組成し、一日も早く患者さんに新たな価値を提供することを目標に活動している。 |
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国立がん研究センター 先端医療開発センター センター長 土井 俊彦 氏 1989年岡山大学医学部卒業、1994年岡山大学大学院医学研究科第一内科修了。1994年国立病院四国がんセンター内科。2002年国立がんセンター東病院内視鏡部。2004年同院内視鏡部消化器内視鏡室医長/病棟部病棟医長。2009年7月から2014年5月同院治験管理室室長併任。2012年から消化管内科長を経て2013年早期・探索臨床研究センター先端医療科長 / 消化管内科長併任。2014年から2022年まで副院長(研究担当)を兼務。2015年から先端医療科科長、先端医療開発センター新薬臨床開発分野長。2022年4月より先端医療開発センター長兼橋渡し研究推進センター長就任。医学博士。日本内科学会認定医・指導医、日本消化器病学会認定指導医 【専門領域】 近年では、第Ⅰ相臨床試験を中心に早期新薬開発、再生医療・細胞医療、バイオマーカー探索や画像解析、また、AI・IoT を利用した医療インフラ整備等にもかかわる。 |
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株式会社ファストトラックイニシアティブ プリンシパル(FTI) |
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株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ (UTEC) 取締役・パートナー、LINK-Jサポーター |
参加費
無料
定員
リアル会場:200名/オンライン視聴:1000名
主催
主催:LINK-J 共催:アステラス製薬株式会社
協賛:三井不動産(株)、(株)東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)、(株)ファストトラックイニシアティブ(FTI)
※このイベントはLINK-JとLINK-J会員企業とのタイアップイベントです