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特別会員開催イベント

東北大学Research Showcase vol.7:ミトコンドリア機能を特異的に制御する研究技術 ~創薬研究への応用~

 東北大学オープンイノベーション事業戦略機構では、企業と大学の共創のきっかけを提供する場として「東北大学Research Showcase」を企画し、本学の研究リソースを紹介しています。
 今回は、細胞内の「発電所」とも呼ばれる小器官の"ミトコンドリア"に着目し、ミトコンドリア内の異常を検出・操作・分解することで、弱ったミトコンドリアの機能を正常に戻す技術について紹介します。ミトコンドリア異常が関与する疾患、エイジングケアへの新たな治療薬やエネルギー代謝を改善する食品・ヘルスケア製品などへの応用が期待され、それら技術の創薬研究への活用の可能性を提案するとともに、企業との連携の可能性についても議論します。

東北大学Research Showcase vol.7:ミトコンドリア機能を特異的に制御する研究技術 ~創薬研究への応用~

クリックするとPDFが開きます

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日時 2025年 5月 22日(木)18:00-19:10

会場

オンライン(zoom webinar)

詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

プログラム

 最初の話題は、新しい老化指標です。エネルギーを作り出すミトコンドリアの機能低下は老化と深く関連しますが、ミトコンドリア老化を測る方法はありませんでした。ミトコンドリアに含まれる核酸に着目することで発見された新しい老化指標についてご紹介します。
 次の話題は、ミトコンドリアDNA編集技術です。ミトコンドリアDNAに生じる様々な変異は、ミトコンドリア病、難聴、糖尿病など多様な疾患の発症に関連します。ここでは、ミトコンドリアDNA編集技術を用いた病態モデル動物の創出についてご紹介します。
 最後の話題は、ミトコンドリア特異的なタンパク質分解誘導技術です。最近、PROTACなど標的タンパク質分解技術が新しい創薬手法として注目を集めていますが、これまで未踏だったミトコンドリア内で機能するタンパク質分解誘導技術が新たに開発され、ミトコンドリア機能の制御に成功した研究技術をご紹介します。
 

●18:00-18:05 はじめに
武田 全弘 氏
(東北大学 オープンイノベーション事業戦略機構 特任教授)

●18:05-18:20
『ミトコンドリア老化の指標』
魏 范研 氏
(東北大学加齢医学研究所 モドミクス医学分野 教授)
 
●18:20-18:35
『ミトコンドリア創薬のためのゲノム編集技術』
谷 春菜 氏
(東北大学加齢医学研究所 核酸修飾・損傷応答研究分野 助教)

●18:35-18:50
『ミトコンドリア創薬のための標的タンパク質分解誘導技術』
友重 秀介 氏
(東北大学大学院生命科学研究科 活性分子動態分野 助教)

●18:50-19:10 Discussion

参加費

無料 ※事前登録が必要です

主催

東北大学オープンイノベーション事業戦略機構

お問い合わせ先

東北大学オープンイノベーション事業戦略機構 担当:武田、大島
Mail:oi-event@grp.tohoku.ac.jp

東北大学Research Showcase vol.7:ミトコンドリア機能を特異的に制御する研究技術 ~創薬研究への応用~

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日時 2025年 5月 22日(木)18:00-19:10

会場

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