東北大学オープンイノベーション事業戦略機構では、企業と大学の共創のきっかけを提供する場として“東北大学Research Showcase”を企画し、本学の研究リソースを紹介しています。
今回は、短寿命放射性核種に焦点を当て、その製造や創薬への応用に関する先端技術を紹介します。これらの先端技術を活用することで、認知症やがんをはじめとする多様な疾患に対し、診断と治療を一体化した新たな治療戦略の展開が期待されます。東北大学が提供する核医学創薬プラットフォームを活用した幅広い産学連携の可能性についても議論します。
プログラム
今回は、加速器を用いた量子ビームによる医療用ポジトロン核種やα・β核種の製造、これを基盤とするPET診断薬・放射性治療薬の創製、RIトレーサーによる分子レベルでの薬効評価、さらには非侵襲的臨床PETによる神経病理イメージングおよびin vivo薬効評価研究について最新成果を交えて紹介します。
これらの先端技術を活用することで、認知症やがんをはじめとする多様な疾患に対し、診断と治療を一体化した新たな治療戦略の展開が期待されます。また、本プラットフォームを活用した幅広い産学連携の可能性についても議論します。
●18:00-18:05 はじめに
武田 全弘 氏
(東北大学 オープンイノベーション事業戦略機構 特任教授)
●18:05-18:20
『短寿命RIの利活用による放射性創薬研究』
古本 祥三 氏
(東北大学先端量子ビーム科学研究センター 核薬学研究部 教授)
●18:20-18:35
『短寿命RIを用いたPET臨床研究の実例紹介』
田代 学 氏
(東北大学先端量子ビーム科学研究センター 核医学研究部 教授)
●18:35-18:50
『加速器を用いた量子セラノステックスの開発』
渡部 浩司 氏
(東北大学先端量子ビーム科学研究センター 放射線管理研究部 教授)
●18:50-19:10 Discussion
■東北大学ResearchShowcase vol.1~vol.7の映像アーカイブ配信しております。
↓詳しくはコチラ
https://oi.tohoku.ac.jp/movie/rs.html
参加費
無料 ※事前登録が必要です
お問い合わせ先
東北大学オープンイノベーション事業戦略機構 担当:武田、大島
Mail:oi-event@grp.tohoku.ac.jp