※セミナー当日までにお申込みいただくと、同内容の「見逃し配信」を期間限定でご視聴いただくことができます。
千葉大学 予防医学センター 准教授
越坂 理也 先生の講演をお送りします。
臨床試験由来ヒト血液検体を用いたメタボローム解析
-2型糖尿病から希少疾患ウェルナー症候群まで-
= 要 旨 =
インスリン抵抗性を主体とする2型糖尿病症例に対し、メトホルミンまたはSGLT2阻害薬であるイプラグリフロジンを投与したところ、イプラグリフロジン投与群では、血糖値改善、体重減少のみならず、有意な内臓脂肪減少を認めた。この機序を解明するために患者血液検体を用いたメタボローム解析を行った。
動脈硬化症や難治性皮膚潰瘍を合併する希少疾患である早老症ウェルナー症候群症例に対し、NAD+前駆体であるニコチンアミド リボシドを投与し、安全性・有効性を評価するクロスオーバー試験を行ったところ、NAD+の変化および動脈硬化指標および潰瘍の改善を認めた。その一環として、メタボローム解析を行い、これらの改善の機序解明をはかった。
本講演では、2つの臨床試験を通して、臨床試験におけるメタボローム解析の有用性を紹介したい。
申込締切
2025年11月26日(水)15:00
参加費
無料
定員
500名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。
主催
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
お問い合わせ先
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 セミナー窓口 hmt_seminar@humanmetabolome.com