現在、バーチャル臨床試験、治療用アプリ、患者サポートプログラムなど、ウェアラブルデバイスやリアルワールドデータを活用した様々なデジタルソリューションが登場しています。それらを活用していくためにはヘルスデータの利活用が不可決です。一方、セキュリティー・プライバシーなど、ヘルスデータの利活用と社会実装に向けた課題について、産官学を跨いだ議論が勃興しています。本セミナーでは、COVID-19の影響を鑑みつつ、国内外の先進事例を参照しながら、ヘルスデータの取り扱いに着目をしたデジタルヘルスについて考えます。
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プログラム
1 : ヘルスケア x デジタルの未来像
演者:
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 増井慶太
アブストラクト:
COVID-19の感染拡大によって5年は進んだといわれるヘルスケア業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)。オンライン診療やウェアラブルデバイスを活用した医療オペレーションのトランスフォーメーション、ヘルステック、メドテック、異業種参入企業がもたらすイノベーション、それらがヘルスケア産業に与えるインパクトを、日々業務で接している製薬企業・医療機器メーカーのシニアマネジメントの視点を織り交ぜながら、ご紹介します。
2 : Digital driven Patient Support Program
演者:
株式会社MICIN 草間亮一
アブストラクト:
治療継続率や服薬のアドヒアランスは、慢性疾患を販売する製薬企業にとって永遠の課題でした。医療DXが進むことで、そこに突破口が生まれるかもしれません。自社製品の価値最大化に資するDigital drivenな患者サポートプログラムとは何か、出口戦略の一つである医療機器プログラム(Software as a Medical Device: SaMD)のリーンな開発プロセスの実際を、製薬企業とHealth Techスタートアップのコラボレーションの事例に基づきご紹介します。
3 : デジタルシフトをチャンスに変えるために必要な「法務の素養」
演者:
長島・大野・常松法律事務所 鈴木謙輔
アブストラクト:
薬機法、個人情報保護法、臨床研究法、公正競争規約その他各種自主規制や倫理指針等、様々な制約条件がデジタルシフトを進める際には、立ちはだかります。社内の法務・コンプラインス関連部門を味方につけ、最速で変革を実現するためには、事業側のメンバーにも、基本的なレベルの理解が求められます。デジタルツールを活用した”Patient centric”なヘルスケアビジネスを実現するために必要な法務の素養を、具体的な活用事例とともにご案内します
参加費
無料
定員
無し(※御参加には事前登録が必要です。)
主催
株式会社MICIN
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
お問い合わせ先
https://micin.jp/