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特別会員開催イベント

「生乳由来乳酸菌を使った乳製品の開発」「時間栄養学・時間運動学の肥満・糖尿病予防への応用とメタボローム活用の可能性」ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ無料ウェブセミナー開催!

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2020年に配信し大変ご好評をいただいたウェビナーのアンコール配信(2本立て)となります。

1本目は、株式会社 明治 研究本部 乳酸菌研究所
土橋英恵先生によるご講演
「生乳由来乳酸菌を使った乳製品の開発
~乳酸菌発酵乳のメタボローム解析事例のご紹介~」
です。
メタボローム解析を食品開発にどう活用するのか、興味深い事例をご紹介いただいております。

2本目は、東京工業大学 准教授
高橋将記先生によるご講演
「時間栄養学・時間運動学の肥満・糖尿病予防への応用とメタボローム活用の可能性」
です。
近年注目を集めている「時間栄養学」の研究に、メタボローム解析をご活用いただいた事例をご紹介いただいた貴重なご講演です。

日時2022年1月19日(水)14:00~15:45

会場
ウェビナー(Zoom)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

プログラム

2020年に配信し大変ご好評をいただいた以下2つのご講演を再配信させていただきます。

株式会社 明治 研究本部 乳酸菌研究所 土橋英恵先生
「生乳由来乳酸菌を使った乳製品の開発
~乳酸菌発酵乳のメタボローム解析事例のご紹介~」

= 要 旨 =
欧州のチーズのような伝統的発酵乳製品は、非殺菌乳を用いることから生乳由来の乳酸菌が風味醸成に大きな影響を与えることが知られている。
日本には様々な伝統的発酵食品が存在するが、乳を用いたものは存在しないため、生乳由来の乳酸菌に関する知見はほとんどない。
これまでに我々は発酵乳製品の製造に利用可能な乳酸菌の収集を目的として、北海道産生乳から多種多様な乳酸菌を多数分離・同定し、それぞれの菌種がどのような代謝産物プロファイルを有するのか、メタボローム解析を用いることにより明らかにしてきた。
本セミナーでは生乳由来乳酸菌を用いた発酵乳製品の開発事例を交えながら、乳酸菌の菌種別プロファイルや、生乳由来乳酸菌で調製した発酵乳のプロファイルについて紹介したい。

東京工業大学 高橋将記先生
「時間栄養学・時間運動学の肥満・糖尿病予防への応用とメタボローム活用の可能性」

= 要 旨 =
我々は体内時計と栄養・食生活や運動・身体活動との関連を考える時間栄養学・時間運動学の重要性を提唱してきた(高橋ら、体力科学、2020 *1、高橋、臨床栄養、2017*2)。
体内時計の乱れが肥満や糖尿病をはじめとする生活習慣病の発症に関与することから、栄養・食生活や身体活動・運動を含めた生活習慣と体内時計の関連について検討することは重要と考えられる。我々は、ヒトの朝食と夕食の食後糖代謝を比較し、夕食時に食後血糖値が上昇しやすいことを報告している(Takahashi et al. Nutrients, 2018)*3。
また様々な機能性食品や飲料を朝あるいは夕方に摂取することの抗肥満・抗糖尿病効果についてもマウスからヒトまで検証している。
本セミナーでは、時間栄養学・時間運動学的視点に基づく肥満・糖尿病予防への応用例を紹介するとともに、メタボロームの活用の可能性についてお話したい。特に時間栄養学・時間運動学分野の研究におけるメタボロームの活用例の紹介、また朝食と夕食時における食後代謝動態をメタボロームで評価した我々の研究成果を報告したい。

*1 「体内時計と運動・身体活動」高橋 将記、青山 晋也 体力科学 第69巻 第4号 351-358(2020)
*2 「肥満・エネルギー代謝における時間栄養・運動の役割」高橋 将記 臨床栄養 130巻3号 2017年3月1日 p.295-299
*3 Effects of Meal Timing on Postprandial Glucose Metabolism and Blood Metabolites in Healthy Adults.
Nutrients. 2018 10(11):1763. doi:10.3390/nu10111763.

参加費

無料

定員

300名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。

主催

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社

お問い合わせ先

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 セミナー窓口
hmt_seminar@humanmetabolome.com

日時2022年1月19日(水)14:00~15:45

会場
ウェビナー(Zoom)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

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