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特別会員開催イベント

第3回DIAデジタル製品情報フォーラム -患者の視点で考える製品情報提供-

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昨今、標準型電子カルテの導入等、医療情報の標準化・電子化の議論が活発化しています。また、患者・一般の方に処方・調剤された薬剤に関する情報は、電子処方箋の仕組みを通じて来年1月より取得できるようになります。従来の添付文書は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)が改正され2021年8月1日より、医療用医薬品の添付文書は原則として紙媒体での同梱は廃止となり、経過措置期間後には全ての製品の「注意事項等情報」が電子化された添付文書として提供されることになります。これ以外にも、医療情報データベースを用いた安全対策等についても、積極的に活用する方針が示され、医薬品情報に関するデジタル化の流れが活発になってきています。
このような情報の電子化の流れを受けて、製薬企業においても、様々な電子化の検討が行われていますが、電子化することのメリットを十分に活かすことができていないと考えられます。
製薬企業から発信されるデジタル化された医薬品情報に関しては、受け手である医療現場において医療従事者、患者、一般の方によりどのように利活用されているのか、あるいはどのように利活用できるのか、ということを考えた上で、電子化することが重要となります。
このため、DIAでは、
●医療従事者、患者、一般の方に対して、今後の医薬品情報の電子化を進める様々なアイデアを考える。
●添付文書の電子化に関する医薬品医療機器等法改正に対する製薬企業における対応のベストプラクティスを議論する。
●添付文書の電子化が法制化されたことを受け、患者向医薬品ガイド、くすりのしおり等の患者に対しての医薬品情報において電子的な提供のあり方を考える。
●今後の行政の電子化情報を将来的に拡張する際のルール化の参考にしてもらいたい。ということを目的として、医薬品情報の電子化に関する医療現場の状況及び要望等について共有する場として、また、製薬企業が発信するデジタル化された医薬品情報について、あるべき姿を討議する場として、本フォーラムの実施を計画いたしました。
第3回としては、患者への医薬品情報の電子的な提供のあり方、特にヘルスリテラシーを考慮しながら、議論したいと考えております。そして法律により電子化された添付文書を利活用するために、医薬品医療機器等法改正後の製薬企業での対応、日本においてデジタル化された医薬品情報をどのように展開していきたいのか、医療情報が標準化されていく中で、電子化された医薬品情報の拡張性、更に医療現場におけるデジタル化された情報の管理について、各専門家の先生方から講義形式で知識を得たいと考えております。パネルディスカッションの形式にて、産官学のパネリストによる電子化の現状及び将来についての討議を通じた意見交換を実施します。
なお、本フォーラムではデジタル化する際に検討すべき要素としては添付文書のみに限ったものではなく、その他の資材にも幅広く活用できるものと考えておりますので、医薬品情報に関連する様々な業務に従事する多くの方々のご参加をお待ちしています。

クリックするとPDFが開きます

22320.pdf

日時2022年12月5日(月) 13:00~17:40

会場
日本橋ライフサイエンスビルディング 201会議室
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

2022年11月14日までのお申込みの場合、早期割引適応となります。

プログラム

総合司会: シンバイオ製薬株式会社 大根 有司

13:00–13:10
開会の挨拶
DIA Japan 西條 一
ファイザーR&D合同会社 松井 理恵

13:10–13:40
電子処方箋と患者への情報提供の将来
現在検討されている電子処方箋やマイナポータル、電子版おくすり手帳を通じた患者への情報提供などについてご講演いただきます。
厚生労働省 太田 美紀

13:40–14:10
くすりのしおりミルシルサイトと患者への情報提供のデジタル化に重要なこと
くすりの適正使用協議会が公開しているミルシルサイトについてご講演いただき、患者への情報提供のデジタル化において留意すべきことをお話いただきます。
一般社団法人 くすりの適正使用協議会 俵木 登美子

14:10–14:40
患者向情報提供の電子化に向けた検討とヘルスリタラシーの考え方
AMED研究班からの患者向情報提供の電子化に向けた提言についてご講演いただき、その背景としてのヘルスリタラシーの重要性やその考え方についてもお話いただきます。
熊本大学大学院生命科学研究部(薬学系) 山本 美智子

14:40–15:10
調剤薬局のDX(デジタルトランスフォーメーション)の挑戦
患者の目線で、患者が使いやすい医薬品や疾患の情報提供のために取り組んでいる、調剤薬局におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)について、ご講演いただきます。
株式会社カケハシ 中尾 豊

15:10–15:30
~~ 休憩 ~~

15:30–16:00
患者目線で考える情報提供~薬剤師の立場から~
患者に直接、製品情報を提供する薬剤師の立場から、患者への製品及び疾患の情報提供の現状とその課題、そして患者目線で考える情報提供について、将来、製薬企業、規制当局に期待することについてご講演いただきます。
アイン薬局 伊藤 将

16:00–16:30
患者の目線から考える医薬品情報提供のあり方
患者が直面する医薬品情報に関する問題点を共有頂き、患者が望む医薬品情報提供のあり方、特にインターネットでの提供に関してご講演いただきます。
NPO法人がんノート 岸田 徹

16:30–17:30
パネルディスカッション
ファシリテーター: 明治薬科大学 石川 洋一
         ファイザーR&D合同会社 松井 理恵
パネリスト:厚生労働省 太田 美紀
     一般社団法人 くすりの適正使用協議会 俵木 登美子
     熊本大学大学院生命科学研究部(薬学系) 山本 美智子
     株式会社カケハシ 中尾 豊
     アイン薬局 伊藤 将
     NPO法人がんノート 岸田 徹
     独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 岡本 麻依
     ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社 西馬 信一

17:30–17:40
閉会の挨拶
ファイザーR&D合同会社 松井 理恵

参加費

<会員>一般:¥19,800 (税込) 早期割引、¥21,120 (税込)/政府関係 非営利団体 大学関係:¥9,240 (税込) 早期割引、¥10,560 (税込) 医療従事者:¥3,960 (税込)  <非会員>一般:¥29,040 (税込)、政府関係/非営利団体:¥17,160 (税込)、大学関係:¥15,840 (税込)、医療従事者:¥8,316 (税込)

定員

100

主催

一 般社団法人ディー・アイ・エー・ジャパン

お問い合わせ先

一般社団法人ディー・アイ・エー・ジャパン 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング6F Tel: 03-6214-0574 担当:山森 Japan@DIAglobal.org

クリックするとPDFが開きます

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日時2022年12月5日(月) 13:00~17:40

会場
日本橋ライフサイエンスビルディング 201会議室
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

2022年11月14日までのお申込みの場合、早期割引適応となります。

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