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イベントレポート

「日蘭シンポジウム-再生医療-An invitation to create a healthy society, together.プログラム パート2」を開催(5/19)

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2023年5月19日(金)にオンライン配信と大阪会場(ライフサイエンスハブウエスト)のハイブリッド形式で「日蘭シンポジウム-再生医療- An invitation to create a healthy society, together」を開催しました。(主催:在大阪オランダ王国総領事館 共催:バイオコミュニティ関西(BiocK)、関西医薬品協会、LINK-J)

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オランダでは、「From Care to Cure」をスローガンとして、慢性疾患の対症治療から、予防・治癒を目指すための再生医療ソリューションの創出を目的として、オランダの再生医療トップクラスター(ライデン、ユトレヒト、アインホーフェン、マーストリヒト、ベルギーのルーベン)を結び、RegMed XBという官民ネットワークを2016年にスタートさせました。複数の医療財団、トップクラスの研究者、企業、政府をメンバーとして、再生医療における野心的な課題に積極的に取り組んでおり、再生医療分野のトップクラスの専門家や企業が結集した強力なインフラが構築されています。

今回は、本シンポジウムの第二部として、社会実装とビジネス展開をテーマに住友ファーマ株式会社代表取締役専務執行役員 木村 徹 氏、クオリプス株式会社 代表取締役社長 草薙 尊之 氏、Ms. Eliane Schutte, MSc CEO of Xeltis BVDr. Melissa van Pel, Head of Cell Therapy, NecstGenよりそれぞれ講演があったのち、パネルディスカッションが行われました。

パネルディスカッションでは、ラボから患者様まで、研究から商業化まで、モデレーターを務めてくださいました澤芳樹先生のもと、活発な議論が行われました。欧州医薬品庁(EMA)が拠点を置くオランダと日本の法規制、産業化への取り組み等、様々な分野で、今後の日蘭のコラボレーションに期待が寄せられています。

2025 年の大阪・関西万博、そして、その先へ、日蘭の未来を見据えたパートナーシップを実現すべく、本シンポジウムがまさにそのキックオフイベントであり、オランダは日本での再生医療におけるパートナーを求めております。

当日は、大阪会場で2125人、オンライン配信登録者数は、日本側が206305人、オランダ側が3861人でした。

ご登壇いただいた皆様は以下の通りです。

開会挨拶
―オランダ総領事 マーク・カウパース氏
―バイオコミュニティ関西副委員長兼統括コーディネーター 坂田 恒昭氏 [オンライン]
―RegMed XB, General Director Bernard Mulder氏 [オンライン]

ご講演1「住友ファーマの再生細胞医薬事業の紹介」
住友ファーマ株式会社代表取締役専務執行役員 木村 徹 氏

ご講演2「クオリプスの再生医療製品」
クオリプス株式会社 代表取締役社長 草薙 尊之 氏

ご講演3「Xeltis Biomaterials and regenerative medicine benefits in Dialysis patients?」
Ms. Eliane Schutte, MSc, CEO of Xeltis BV [オンライン]

ご講演4「The Netherlands Center for the Clinical Advancement of Stem Cell and Gene Therapies: an Introduction」
Dr. Melissa van Pel, Head of Cell Therapy, NecstGen [オンライン]

パネルディスカッション
―大阪大学大学院医学系研究科特任教授/大阪警察病院院長 澤 芳樹 氏
―京都大学iPS細胞研究所 所長・教授 高橋 淳 氏 [オンライン]
―住友ファーマ株式会社代表取締役 専務執行役員 木村 徹 氏
―RegMed XB, General Director, Mr Bernard Mulder [オンライン]
―RegMed XB, Scientific Medical Director, Prof. Frank Luyten [オンライン]
―Xeltis BV, CEO, Ms. Eliane Schutte, MSc [オンライン]

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