Menu

SANDBOX

【2020SCOOP 採択チーム紹介】Art and wellbeing研究会(マチマニア×UMUM)

  • twitter
  • Facebook
  • LINE

チーム写真_ArtandWellbeing研究会.JPG

Art and wellbeing研究会(マチマニア×UMUM

項目 内容
チーム概要     2019年3月、町に出て商店街や町内会でヘルスプロモーションを行ってきた若手医療者団体・マチマニアのうち芸術やデザインに興味を持つ有志メンバーと、アートで自己表現を楽しみ感性のストレッチをするワークショップを企画運営しているUMUM代表の田中令がチームとなりました。2019年は年間4回のアートワークショップを共同開催し、アートとウェルビーイングの関係を追求してきました。2020年春頃から、病院を中心に過ごしている子ども達に変化があることを知り、チャイルド・ライフ・スペシャリストの方へインタビューをした事が、今回の課題を考えるきっかけとなりました。
目的     小児科病棟に入院し、普段の生活と比べてストレスを抱えている小児入院患児に対して、入院中にも安心して取り組める「あそび」を届けます。
実施内容     UMUMの田中令が以前から取り組んでいる「アートで思いきり自己表現を楽しみ自分の感性を知る、使う、育むワークショップ」を基本として、感染症の影響下でも安心して取り組める「あそび」のアイディアを子ども達・家族へ提供します。現段階ではオンラインや配信でのアートワークショップを、小児科に入院中の患児を対象に行う予定です。豊富な画材や自然の素材を用いたワークを通して、ただ「観る・眺める」のではなく、自分の感性を探るあそびを企画しています。
今後の課題    医療施設には、患者の安全を守る観点から多くの制約があります。特に新型コロナウイルスという感染症の影響で、全国のほとんどの小児科病棟で面会制限をしており、数多くのボランティア活動も中止が相次ぐなど子どもにとって好ましい環境を作ることが難しい状況です。私たちはオンラインという手段で子どもたちに豊かな経験を届けたいと考えていますが、実際に病棟で企画を実行するためには看護師・院内保育士など療養に関わる多職種の方々の協力が必要です。まずは、子どもたち自身や保護者、職員の方々にアンケートを実施し、入院環境における「あそび」に関してどのようなニーズがあるのかを探り、その情報をもとに企画の詳細を設計する予定です。
pagetop